そういえば知り合いに教えてもらったんですが、SFオンラインが今月をもって閲覧終了となるようです。 いや、びっくりしました。 冷静に考えれば終了からもう5年もたっていて、いつ予告なく消えてもおかしくない状況で「よくいままで残ってたな」というのが正直なところでしょうが、なんとなくこのままズルズルと生き残ると思ってました(笑)。 ちょっと説明すると、SFオンラインとは(たぶん)国内初か、でなくても国内では最初期のオンライン商業誌。創刊は(今はまだバックナンバーを見ればわかりますが)97年の2月。わたしが読みはじめたのは2000年くらいですかね。創刊から5年が経過した第60号を持って終了、となったのでした。 あの頃からのネットSF者はたいていそうだと思いますが、やっぱりわたしも毎号読んでおりまして、本当にお世話になりました、と改めて。 でもまあこのまま消えるのは仕方ないとしても個人的には保存してお
今年の3月にあったVirtual WorldコンファレンスでのパネルディスカッションのMP3が大量に聞けるのがこちらのVirtual World News。Virtual World Consumer Behaviorsはこの手のビジネスに興味がある人は聞くべし。 で、Virtual Worlds Roadmapというセッションだったと思うのだが、「Second Lifeの人がNeal Stephensonに会った」というこぼれ話があった。 Neal StephensonはSnow Crashの作者。Snow Crashは1992年出版のバーチャルワールド的世界を描いたSFで、カルト的人気を持つ。バーチャルワールドを表現するのにメタバースという言葉が使われることがある。人々がアバターとして行動するバーチャルリアリティの3D空間、てな意味であるが、この言葉が最初に出てくるのがSnow Cra
▼ニール・スティーブンソン、セカンドライフをクールと言う (On Off and Beyond) http://www.chikawatanabe.com/blog/2007/06/post.html ま、Neal Stephenson的には、もうメタバースなんて飽き飽きしちゃってたのかもしれませんね。 だろうなあ。ヴァーチャルワールドの話となると、たんびたんび引き合いに出されるのが、正直もう、うざいんでしょうな。以前、"Google Earth general manager John Hanke has said that Google Earth was partly inspired by Snow Crash's metaverse." なんてことが書いてあった記事もあったし。作家的には、とっくのむかしに自分の頭の中にあるものに、たまたま“外の現実”が似てきたからといって、「それ
たとえば「エヴァンゲリオン」は 2015 年のお話だし、「攻殻機動隊」は「攻殻機動隊の世界。攻殻機動隊 イノセンス 公安9課など攻殻全般。」によれば、2029 年以降の数年のお話。端的にゆって、そのぐらいの時代にああいうロボットなり電脳技術なりが、研究段階とかじゃなくて、我々の目に見える実用的な形で確立してるなんてあり得なくね?それは 2007 年のいまだからそう思ってんじゃなくて、いまから 12 年前、1995 年の劇場公開時・テレヴィ放映時からそうだったわけで。 いやまぁ、別に実現しそうにないからリアリティが感じられないのでダメだ!といいたいわけではなくて、ごく単純な疑問として、実現可能性/不可能性を考慮して、もっと遠い年代、具体的には作者や視聴者の生存率が著しく低まってるであろう 2000 年代後半あたり(2070 年とか)にすれば、そんなの実現不可能じゃね?とかいわれなくても済むの
と私自身があまり好きで無いレッテル貼りをします。 http://b.hatena.ne.jp/entry/http://d.hatena.ne.jp/jyl2142/20061101%23p1 米田淳一は私にとってどういう作家かというと、オールタイムワーストライトノベルランキングがあるとすると確実に何票か入れたくなる作家です。 http://d.hatena.ne.jp/Francis/20060702/1151854999 この小説のキモさには特筆すべきものがありました。設定厨・最強厨・大艦巨砲主義戦艦好き・鉄道好き・母体回帰願望などなどオタクのイヤ要素がいっぱい詰まっているのです。米田淳一の問題を理解したければ「チュチュ様」という単語から取り掛かればわかりやすいでしょう。美少女タイプAI「クドルチュデス」の愛称であり、昔の公式サイトの日記を読もうとしたときに中断しげんなりして帰る直接原
It looks like scenes from Independence Day and Star Wars may not be so futuristic after all, especially considering Boeing's recent unveiling of its heavily modified (and laser-equipped) 747-400F. Following the recent "first light" phase on its ATL-packin' C-130H, the "airborne laser (ABL) aircraft" was officially introduced at a ceremony in the firm's integrated defense systems facility in Wichit
はてなグループの終了日を2020年1月31日(金)に決定しました 以下のエントリの通り、今年末を目処にはてなグループを終了予定である旨をお知らせしておりました。 2019年末を目処に、はてなグループの提供を終了する予定です - はてなグループ日記 このたび、正式に終了日を決定いたしましたので、以下の通りご確認ください。 終了日: 2020年1月31日(金) エクスポート希望申請期限:2020年1月31日(金) 終了日以降は、はてなグループの閲覧および投稿は行えません。日記のエクスポートが必要な方は以下の記事にしたがって手続きをしてください。 はてなグループに投稿された日記データのエクスポートについて - はてなグループ日記 ご利用のみなさまにはご迷惑をおかけいたしますが、どうぞよろしくお願いいたします。 2020-06-25 追記 はてなグループ日記のエクスポートデータは2020年2月28
Wired news has recently posted an interesting story about how to warn future generations (or aliens?) of the 1,000s of tons of 'monstrously dangerous' left-overs from the nuclear weapons program. they discuss the use of pictographic danger signs which will be tested on people from far-flung cultures to discover those that are universally legible, even after a period of 10,000 years. next to the fa
雑誌、「アニメック 17号」(1981年)の美少女特集「”ろ”はロリータの”ろ”」より、安座上学というライターの書いた、美少女趣味についての記事を紹介。漫画・アニメ誌でロリコンについて特集が組まれたのはおそらくこれが始めて。(特集ではない単体の記事としては、1980年の「OUT 12月号」の「病気の人のためのマンガ考現学」という連載の第1回でロリータ・コンプレックスが取り上げられている。この記事の全文はこちらで読める。ちなみに、雑誌「レモンピープル」の創刊が1981年末、「漫画ブリッコ」が翌82年の創刊。) ”萌え”はおろか”オタク”という言葉すらなかった時代の話。 内容的にはかなりくだらない(というか気持悪い)が、前半のSF大会に来て幼児ポルノを買いに行く件はちょっと面白かった。SFと少女愛好の双曲線 二次元コンプレックス処方箋 安座上学 アニメ界に首をつっこむ以前、私はこっけな自意識を
アキヨシカズタカ『双月巫女』 [bk1][amazon][bk1][amazon] 新ジャンル「巫女SF」。 八百万の神いましますところ、巫女もまた在り。 何処の時空、何処の山河においてもまたしかり。 それがいかなる世界でも、人が産まれ生き暮らし老いて死にゆくところ、人がそこに神がいましますと見るならば、それを奉る巫女もまた在ることになる。 巫女・オン・マーズ。 新ジャンル「巫女SF」の幕開けです。 ここはクニアズマ…… 火星(ヒボシ)と呼ばれる 大地に芽吹く ひとつの邦と 訊きました 巫女・オン・マーズ。 火星に巫女さんがいるっていう想像力の働かせ方がすごい。 確かに、そこがどこであれ、人が暮らすならば、みずからが作り出した山河にすら、あるいは神を見るのかもしれない。(そういやこの国には付喪神って神様もいらっしゃった) そのための神社だってあるかもしれないし、神社があるなら神主さ
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