ITCサンシャインブレインズは、ITコーディネータ協会の登録団体として会員相互の研鑽および、中小企業経営者様の良き相談相手になるべく活動している団体です。
「技術参照モデル(TRM:Technology Reference Model)を利用することで,政府の情報システム調達仕様書の技術的要件作成工数を約20%削減できる」---独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)オープンソフトウェア・センターは2009年8月7日,「情報システム調達のための技術参照モデル」の実証評価報告会を開催,中央省庁のCIO補佐官などが参加した。 「情報システム調達のための技術参照モデル」は,2007年3月に政府が発行した「情報システムに係る政府調達の基本指針」に基づき調達仕様書を作成するためのリファレンス。2008年12月にIPAが公開した。 政府調達の基本指針では,ベンダー・ロックインの防止などを目的として,システムの相互運用性の確保,特定の製品を指定しない調達仕様書が求められている。技術参照モデルは情報システムをモデル化し,技術標準を記述した「ひな型」。ひな型の
業務要求の洗い出しといえば,ITエンジニアであれば真っ先に思い浮かべるのは要件定義であろう。RFPの業務要求と要件定義はどこが違うのか。結論から言えば,行う作業やアウトプットは基本的に同じ性質のものである。ただし,RFPと要件定義では目的が異なる。もちろん,RFPと要件定義どちらも最終の大目的は「システム構築を成功させ,そのシステムが経営戦略や事業目標の達成に寄与すること」であるが,短期的な目的で言えば,以下の違いがある。 RFP:提案内容と見積もりから最適なベンダーを選定し,調達を適正に行うこと 要件定義:システム開発の範囲と要求仕様を業務の観点から明確に定義すること RFPは調達フェーズの作業の一つであることをあらためて認識したい(図2)。 また,しばしば「RFPは要件定義をきちんと終わらせてから書くものなのか」「RFPを書けば要件定義はやらなくてよいのか」といった質問を受けることがあ
「システム開発」と聞いて、ユーザーが考えること システム開発とは何か──そう聞くと、情報システム部のようにITに直接的に携わっている人たちは「まずヒアリングして、次はそれを分析して……」といったように具体的な手順を思い浮かべると思います。では、システムを活用するユーザーの皆さんはいかがでしょう? 「システム開発とは何か」と聞かれたとき、どのように考えますか? 例えば、会社が社屋を移転する際、総務部など担当部門の人が考えるのとほとんど同じではないでしょうか。「土地を探してビルを建てよう」と考える人もいれば、「既存のオフィスを借りよう」という人もいるでしょう。しかし「まず鉄骨を調達して、次に溶接して……」などと考える人はいないはずです。 そう、いまや利用することが当たり前になった「コンピュータシステム」は、ユーザーにとって社屋と同じ、経営の道具なのです。ですからユーザーにとって「システム開発」
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