事態が「様子見」の今のうちに、大事なことをひとつ。 ゲームで「ゲーム脳」(前頭前野がダメージ受ける)になるかならないかにかかわらず、「ゲームをたくさんする」→「キレる」「凶悪犯罪をおかす」といった疑念は今の世の中には満ち満ちている。たとえば「脳内汚染」は、森氏が言うような物理的なダメージを脳に想定しているわけではないが「ソフト」が書き換わることによって、凶悪犯罪が増えているのではないか、としている。 その可能性はないわけじゃない。 確認するための方法は、唯一、「疫学」だ。 最初に断っておくべきは、ゲームによってかりに凶悪犯罪をおかしがちな「少年」が増えるのだとしても、それは、戦後20年、30年間くらいゲームのなかった世の中ほどではない、ということ。昔の方が、「少年の凶悪犯罪」は多いのだ。(http://kangaeru.s59.xrea.com/G-Satujin.htm) 現時点の少