PostfixでSMTP-Authを実現する方法はいくつかありますが、pop3/imap4サーバとしてDovecotを使用している場合、比較的簡単に設定を行うことができます。 詳細な手順は Postfix SASL Howto に記述されていますが、ここでは手順の概略を説明します。 PostfixをDovecot SASL対応でビルド。 $ make makefiles CCARGS='-DUSE_SASL_AUTH -DDEF_SERVER_SASL_TYPE=\"dovecot\"' $ make # make upgrade Postfixのmain.cfに設定追加。 以下の設定では、smtpd_recipient_restrictionsでpermit_mynetworksを先に書いてあるため、mynetworksの範囲から接続してきたクライアントに対しては認証は要求されません。