韓国の観光業界は4日、東京電力が7月22日に福島第一原子力発電所の放射性物質に汚染された地下水が海に流出していると発表してから、韓国国内で日本旅行のキャンセルが相次いでいることを明らかにした。複数の韓国メディアが報じた。 韓国の旅行会社モードゥツアーの場合、東京電力の発表があった7月下旬から1日平均40−50人、これまでに200人近い人が日本旅行をキャンセルした。旅行会社のハンジン観光も、旅行キャンセルが1日あたり10−20人出ている。 相次ぐキャンセルを受けて、一部の旅行会社は「数十年後に奇形児を出産するなど問題が生じた場合は補償する」との覚書を作成。旅行を強行させるケースもあるという。 韓国では最近、ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)を中心に、「日本の国土の半分以上が高濃度の放射能に汚染されている」、「日本でも食されない放射能汚染食品が韓国に輸入されている」、「日本