「おかしい。顧客が戻らない」。2012年夏、日本マクドナルドホールディングス会長兼社長の原田泳幸(64)は手元に上がってくる販売実績に首をひねった。11年夏は福島原発事故に伴う節電で売り上げが減ったが、12年には戻ってくるとの読みがあった。何が問題なのか。自問自答した結果、一つの結論に至った。「もはや100円メニューにお得感はない。新たなバリューの提供が必要だ」戦略練り直しが必要と見た原田は世
2012年の年間視聴率3冠王争いは日本テレビが全日帯(午前6時~深夜0時)とゴールデン帯(午後7時~同10時)の2冠を制したが、残る1冠のプライム帯(午後7時~同11時)はテレビ朝日が得た。テレ朝が3冠王争いの一角に食い込むのは初めてだ。 1980年代前半までは日テレとTBSが雌雄を争い、ここ30年間はフジと日テレのマッチレースが続いていた。そこにテレ朝が加わり、テレビ界は3強の時代に入ったようだ。 教育テレビの尻尾がようやく切れた テレ朝が3強入りした理由はいくつも挙げられるが、一言でいってしまうと、ようやく教育テレビの尻尾が切れたということだろう。1959年の開局時、テレ朝は民放版の教育テレビで、当時は社名も「日本教育テレビ(略称・NET)」だった。 教育テレビ化は当時の首脳陣が望んだ訳ではなく、郵政省(現・総務省)が関東4番目の民放として免許を与える際の条件。看板ばかりでなく、郵政省
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