若い競馬ファンの間で「馬主になりたい」という人が増えているという。雑誌や競馬情報サイトなどでおこなわれているPOG(ペーパー・オーナー・ゲーム)の影響もあるのだろうか。POGとは、参加者がデビュー前の2歳馬をドラフト方式で指名し、期間内(概ねダービーが終わるまで)に稼いだ賞金をポイントに換算して順位を競う、仮想馬主ゲームである。POGにはある程度の知識が必要だが、人気ゲーム「ウマ娘 プリティダービー」で競馬を知った初心者でも、馬主に興味をもつ人もいると聞く。 では、ほんとうの馬主になるにはどうすればいいのか。 宝くじで何億円当たっても馬主にはなれない 答えは簡単だ。金持ちになればいい。ただし、少なくとも何千万円、場合によっては何億円もの金を自由に使えるぐらいの金持ちだ。