“1人の医師が複数の医療事故を繰り返す”ー「リピーター医師」の問題が去年から今年にかけて、各地で相次いで発覚しています。ある病院では1人の脳神経外科医が関わった手術で8か月間に8件の医療事故が起きていましたが、その事実は公にされないまま医師は別の病院に移っていました。今の制度のままでは、患者は「リピーター医師」を避けることも、医療事故を防ぐこともできないのではないか。父親を失った遺族の声に押され、実態を取材しました。 (プロジェクトセンター ディレクター 高橋裕太)
“1人の医師が複数の医療事故を繰り返す”ー「リピーター医師」の問題が去年から今年にかけて、各地で相次いで発覚しています。ある病院では1人の脳神経外科医が関わった手術で8か月間に8件の医療事故が起きていましたが、その事実は公にされないまま医師は別の病院に移っていました。今の制度のままでは、患者は「リピーター医師」を避けることも、医療事故を防ぐこともできないのではないか。父親を失った遺族の声に押され、実態を取材しました。 (プロジェクトセンター ディレクター 高橋裕太)
「週刊現代」「現代ビジネス」が病院スタッフの内部告発にもとづいて報じた、『脳外科医 竹田くん』のモデルとされる医師の現在のようすが、医療界と世間に大きな衝撃を与えている。 そうした中、ついに警察当局が動いたとの情報がもたらされた。【「ひとりずつ、院長に呼び出されて…」『脳外科医 竹田くん』モデル医師を告発した、吹田徳洲会病院スタッフの怒りと絶望】に続いて報じる。 赤穂署内の「専従捜査班」 A氏は過去に在職していた赤穂市民病院と医誠会病院(現・医誠会国際総合病院)で人命にかかわる複数の医療ミスへの関与を疑われ、刑事・民事双方で訴訟を抱えている。 患者の中には、本誌が以前当事者に取材して報じた通り、脊髄を損傷して体に重い麻痺を負った人もいる(詳細はこちら:【独占スクープ『脳外科医 竹田くん』モデルの患者が初証言…「脊髄がドリルに絡みついた」痛ましい手術ミスの一部始終】)。 しかし、現在のA氏は
医療界を震撼させている『脳外科医 竹田くん』。そのモデルとなった脳外科医A氏は現在、大阪府の吹田徳洲会病院の救急部門に勤務しており、そこでも「デタラメな診療」を連発しているという。 【「指に針を突き刺して…」決死の内部告発!『脳外科医 竹田くん』のモデル医師が大阪で「デタラメ診療」連発、病院は大混乱】に続いて、その恐るべき実態と、勤務先病院幹部の直撃取材をお伝えする。 「職員アンケート」の結果 昨年の間には、A医師の行状、さらに彼が『脳外科医 竹田くん』のモデルとなった医師であることは院内に知れ渡っていた。同時期、有志が職員アンケートを実施して院長に提出したほか、A医師の懲戒や退職を求める声も上がっている。 〈各患者の把握が全くできていない〉 〈何度も意見したり報告書を提出してますが、何も状況変わらない〉 〈カリウムの急速投与未遂やスタッフへの針刺し事故など今までの医師とは明らかに違う。患
名門病院の救急部門に、去年やってきた中堅医師。着任からまもなく、現場は大混乱に陥った。その正体が、医療界を激震させている、あの「脳外科医」だったとは。恐怖の内部告発スクープ。 こんなにひどい医者は初めて ここに、50枚以上に及ぶ文書がある。すべて、同じひとりの医師の行状に関する「報告書」だ。 「私は長年この病院に勤めていますが、こんなにひどい医者は初めてです。 彼の力量不足とデタラメな処置で、治るはずの患者さんが、命の危機にさらされることが度重なっています。今すぐ医者を辞めてほしい。多くのスタッフが、心の底からそう思っています」 決意を固め取材に応じたのは、大阪府吹田市、万博記念公園近くにある「吹田徳洲会病院」救急部門のスタッフである。 医療界を揺るがしている『脳外科医 竹田くん』。兵庫県の赤穂市民病院で起きた連続医療ミスと、それに関与した医師がモデルの「ほぼ実話」のマンガだ。本誌は3月9
医療過誤を含む複数の医療事故に関与して2021年8月に赤穂市民病院を依願退職した40代男性医師を採用した医療法人医誠会(大阪市北区)が5日、必要な透析治療を行わずに患者を死亡させたとして、遺族から慰謝料など約4960万円の損害賠償を求める民事訴訟を起こされた。 訴状によれば、同医師が「入院理由の確認を怠った」ことなどで患者への透析治療が実施されず、入院から4日後に死亡したという。 訴状などによると、死亡したのは大阪府内の男性(当時90歳)。腎臓に慢性的な疾患があり、同法人が運営するクリニックで週3回の人工透析を受けていた。透析予定日だった昨年1月7日、新型コロナ検査で陽性となり、クリニックと同系列の医誠会病院(大阪市東淀川区、当時)の救急外来に搬送された。 クリニックからは患者が透析を必要としている旨がファクスで送られていたにも関わらず、初期対応した同医師は「どういう適応で入院との判断とな
ステージ4のがんになった緩和ケア医は何を思うのか 「病院で死ぬということ」の著者山崎章郎さん、15年前に自宅で母親をみとった筆者が訪ねた 人生の最期を自宅で迎える人が徐々に増えている。15年前に筆者(40)は、乳がんだった母を家族と共に自宅でみとった。当時在宅で診療してくれた緩和ケア医が、今はステージ4のがんと診断されながらもライフワークの診療を続けていると知った。心境を聞きたいと訪ね、改めて在宅で母をみとった意味を考えてみた。(共同通信=星野桂一郎) ▽患者が主役なのに治療の決定権がないのはおかしい 終末期医療に長年携わる緩和ケアの第一人者の山崎章郎医師(75)は、東京都小金井市にある「聖ヨハネ会桜町病院」で、当時と変わらない優しいまなざしで迎えてくれた。闘病中の影響だろうか、やや痩せた印象だ。 山崎さんは1975年に千葉大医学部を卒業し、当初大学病院などで外科医として勤務していた。病名
和田秀樹氏は『80歳の壁』など、多くの著作で知られる医師です。毎日新聞医療プレミアの『「老い」に負けない ~健康寿命を延ばす新常識~』において、「私自身が200以上の血圧を何年も放っておいて平気だったように、今は血圧が200以上でもまず血管が破れることはない」と書いておられました*1。 高血圧は脳出血の介入可能な最大のリスク因子です*2。最適治療目標など細かい議論はあるものの、基本的には、血圧を下げる治療が、脳出血をはじめとした脳血管障害(脳卒中)や心筋梗塞を代表とする心血管疾患を減らすことについて専門家の間で議論はありません。和田秀樹氏自身が「200以上の血圧を何年も放っておいて平気だった」のが事実だとして*3、一般読者が「収縮期200mmHg以上の血圧を何年も放置しても平気なのだ。放置してよい」と解釈しうる文章を書くのは医師として不適切だと私は考えます。 そう考えたのは私だけではなかっ
診察室の扉を開けると、あたたかで真っすぐなまなざしに迎えられた。そこには取材者への、ちょっとした好奇心も見てとれる。さらさらヘアーのボブカットに切り揃えた前髪、つややかな肌に白い歯と、目の前の女性が91歳なのかと改めて思わずにはいられない。白衣の姿は小柄ながら確かな存在感を放ち、眼鏡の奥の瞳は穏やかでやさしく、心がしんと落ち着いていくのを感じる。 91歳の現役医師というだけでも驚きだが、7人もの子どもを産み育てた母でもある。 自分はガリガリになっても食べさせてくれた母 英子さんは1931(昭和6)年、京都で生まれた。6歳で「支那事変=日中戦争」、10歳で「大東亜戦争=第2次世界大戦開戦」を経験、戦争真っ只中に子ども時代を送った。 「旗を立てて、小学校に通っていました。京都でも空襲警報はあって、焼夷しょうい弾も落とされました。お米は配給制でした。母が着物と交換するために農家に行き、お米を胴に
本当に5類、5類言っている人は、5類になったら何が起こると思っているんだろう? 医療費がかかるようになり、 入院調整しなくなるから、重症患者でも入院できなくなるだけなのに…… 人間の都合でウイルスは態度を変えてくれはしませんよ。 https://t.co/GvlWH0TbFS
「人生終わりかと思った」 免許返納のあと、年を重ねた末に歩くことが困難になった人のことばだ。 自力で移動ができないことで、そこまで精神的に落ち込むことに、私は考えが至っていなかった。 免許返納のその先に、移動手段をどう確保するのか。人生を楽しく生きていくために大切な問題だった。 (ネットワーク報道部 鈴木有) 免許返納のその後 取材のきっかけは、5月13日の改正道路交通法の施行だった。 一定の違反歴がある75歳以上のドライバーは免許を更新する際、実際に車を運転して技能をチェックする検査が義務づけられた。 私は免許を返納した人の気持ちを聞こうとして、奈良市の塚本澄雄さん(84)に話を聞くことにした。 塚本さんは50年以上、医師を務めてきた人だ。 1981年からは外務医官としてサウジアラビアに派遣され、現地で医師免許を取得した日本人の第1号になった。 40代から50代にかけて7年もの間サウジア
医学教育史上、初めてであろう。医師養成課程をもつ大学の医学部入学試験の合格率が、2021年度は女性が男性を逆転した。全国の国公私立81大学の入試結果を集計した文部科学省によると、受験者総数に占める合格者総数の割合は男13.51%、女13.60%だった。女性のほうが合格率が低い大学の割合は、前年度の67%から44%に急落した。折しも入試シーズンの盛りである。東京医科大(新宿区)が文科官僚の子息の
質問のマシュマロは以下のアドレスから募集していますのでどうぞ。 基本は上松のTwitter https://twitter.com/Uematsu1987 でお返しして 時に動画でお返しします。 マシュマロは以下から投げてください。 https://marshmallow-qa.com/uematsu1987?utm_medium=twitter&utm_source=promotion ーーーーー 放射線治療医の上松正和が 皆さんにとって必要な基本の医療「寿命を10年のばすレシピ」を完成させました。 今は医療に関心のある方やがん患者さん、そのご家族の方に向けてプチセカンドオピニオンを開催しています。 毎週金曜22:00~ 「プチセカンドオピニオンライブ」クローズドでメンバーシップ向けにがん相談・放射線治療相談を受けています。 https://www.youtube.com/ch
https://archive.ph/81tCO 【コロナ】 倉持先生から処方された薬。 イベルメクチン フロモックス(抗生剤) デカドロン(ステロイド) ファモチジン(デカドロンの為の胃薬) アセトアミノフェン(解熱剤) 県内の(大抵の)お医者さんは解熱剤しか出してくれない。けど処方できる薬あるなら自宅療養の人に積極的に処方してあげて欲しい https://archive.ph/QbDsD 【コロナ】 倉持先生から直接お電話頂けた。 遠隔診療してもらって 薬を処方してくれるって。 それも保険診療で、、 すごい優しくてちゃんと経緯も聞いてくれてアバラの事も相談できたし、自宅待機で何も出来なくて気持ち的に不安だったから助かった。 カロナール飲んでるのに38.5に。 コロナ強すぎ。 https://archive.ph/QumwZ 私は解熱剤しか処方して貰えない中、倉持先生に手を差し伸べてもら
新型コロナウイルスの感染拡大が続くなかで、医療関係者と患者との間のトラブルも増えているといいます。陽性を取り下げろと要求する患者、こんな非常識な人もいるようです。 目黒の大鳥神社前クリニック・北村直人院長:「正直やってらんないって感じですね。もうそうですね、こっちは本当に…」 医療の最前線で踏ん張っている医師が思わず見せた涙。 新型コロナの患者が急増する今、理不尽なとんでも患者が増えているというのです。 目黒の大鳥神社前クリニックの北村院長によりますと、その患者は50代男性で先月、微熱とせきの症状を訴えたためPCR検査のほか、採血やレントゲンなど診察を行い、約6000円を払って帰っていったといいます。 その翌日、陽性が判明したことを電話で伝えました。と、その数日後…。 50代男性患者:「陽性だったら金がかからないはずなのになぜ支払いが発生した?」 目黒の大鳥神社前クリニック・北村直人院長:
こんな大ごとになるとは思ってもいませんでしたし、政権批判のつもりもありません。ただ、自分たちや患者さんを死地に追いやるような事は絶対に許しません。多くの方も思い感じている事を話しただけなので、絶対に撤回しません。 https://t.co/i1iBXmSFpZ
3日夕に放送されたTBS系報道番組「Nスタ」で、インターパーク倉持呼吸器内科院長の倉持仁氏が、菅義偉首相と小池百合子都知事に「2人とも至急お辞めになった方がいい」と怒りの発言をし、「倉持先生」がツイッターのトレンド1位にランクインした。 コロナ患者の入院対象を重症者らに限定し、重症化リスクが低い中等症患者は自宅療養とするという政府の方針転換を受け、コロナ治療の最前線にいる立場から「言っていることがめちゃくちゃ」と語った。 倉持医師は、「中等症2とかで治療に介入していてはもう間に合わない。より早い段階で治療に介入しなければいけないので抗体カクテル療法を承認したはず。その治療は軽症者のうちにしなければならないが、入院しなければ薬は使えない。言っていることがめちゃくちゃです」。 菅首相、小池都知事について「この2人がおっしゃっていることというのは、国民にまっとうな医療体制を供給しませんよというメ
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