兵庫県が10日発表した2025年度当初予算案には、若者・Z世代支援や大阪・関西万博の展示とプロモーション、能登半島地震の課題や南海トラフ巨大地震に対応する態勢整備などが並ぶ。財政面では「分収造林事業」や「地域整備事業」の債務処理による影響が目立った。
兵庫県が10日発表した2025年度当初予算案には、若者・Z世代支援や大阪・関西万博の展示とプロモーション、能登半島地震の課題や南海トラフ巨大地震に対応する態勢整備などが並ぶ。財政面では「分収造林事業」や「地域整備事業」の債務処理による影響が目立った。
兵庫県姫路市の高見千咲市議(自民党)がSNS(ネット交流サービス)で不適切な投稿を繰り返したとして、市議会の自民を含む8会派が10日、政治倫理条例に基づく政治倫理審査会の設置を宮下和也議長に請求した。近く審査会が設置される。 審査請求書は「SNSを利用するにあたり、不適切な内容の投稿を繰り返し、市議会の品位と名誉を害し、議会事務局職員の職務執行を妨げた」と指摘した。 2024年11月の知事選を巡り、高見市議のX(ツイッター)アカウントには25年1月20日付で「兵庫県警の内部では、特定候補(斎藤知事ではない)の応援をするように通達されていたと聞いた」と投稿されている。県警は事実無根として同23日、削除・訂正を自民県連に申し入れたが、投稿は削除されていない。 議会事務局によると高見市議は11月下旬以降、議会を欠席しているが、報道各社の取材に「弁護士にも相談しており、私の一連の行動に対して全く問
兵庫県知事選挙でのSNS運用などに関して、再選した斎藤知事と県内のPR会社の代表が公職選挙法違反の疑いで告発されたことをめぐり、神戸地方検察庁と兵庫県警察本部は7日、PR会社などの関係先を捜索しました。 告発では知事側が会社に対し、選挙運動の対価として報酬を支払った疑いがあるとされていて、検察と警察は今後、刑事責任を問えるかどうか慎重に判断するものとみられます。 目次 斎藤知事 “違反ではない 認識変わらず” これまでの経緯は 兵庫県知事選挙で再選した斎藤知事の陣営のSNS運用に関して、知事が兵庫県西宮市のPR会社「merchu」に対し、インターネットによる選挙運動の対価として報酬を支払った疑いがあるとして、弁護士と大学教授が去年12月、知事とPR会社の代表についての告発状を神戸地方検察庁と兵庫県警察本部に提出しました。 この告発をめぐり、神戸地方検察庁と兵庫県警察本部が7日、公職選挙法違
パワハラなどの疑惑が追及されてきた斎藤元彦兵庫県知事。百条委員会の報告書は、2月定例議会に提出される見通しだが、事態はまだ沈静化していない。1月18日には元兵庫県議会議員で百条委の委員を務めていた竹内英明氏が亡くなった。自死の背景にはSNS上に拡散された竹内氏への誹謗中傷が指摘され、県内の市長からも実態調査を求める声が出ている。だが、斎藤知事は消極姿勢に終始したまま。なぜそこまで他人事のように振る舞うのだろうか。(文中敬称略) 【前回から読む】 「自分がやってきたことは何だったのか」斎藤元彦知事を追及した竹内英明県議が自死に至るまで (松本 創:ノンフィクションライター) 型通りの追悼コメント、凡庸な一般論 2024年11月の兵庫県知事選から始まったデマ拡散と誹謗中傷に追い詰められ、元兵庫県議の竹内英明が自死して2週間あまり。その選挙で再選を果たした斎藤元彦は、県政トップとして何を語ってき
兵庫県知事らの疑惑を追及していた元県議の竹内英明さんが亡くなった。SNS(ネット交流サービス)上で誹謗(ひぼう)中傷を受けていた。 竹内さんに記者が最後に会ったのは、昨年7月。忍者に興味を持った長男が「お城が見たい」と言い、真っ先に顔が浮かんだのが国宝・姫路城を選挙区に抱える竹内さんだった。 県議会調査特別委員会(百条委)などの対応で多忙を極めていることは分かっていた。姫路を訪れることだけ伝えると「水くさいこと言うな!」と歓迎してくれた。竹内さんの家族と私の家族で夕食を共にした別れ際、長男に「今度は(ハリウッド映画『ラスト・サムライ』でロケ地になった書写山)円教寺を案内するわ!」と声を掛けると、見えなくなるまで手を振っていた。 竹内さんとの交流は2003年5月、初任地の姫路支局から続いている。竹内さんがその前月、29歳で姫路市議選に初当選した。私の3歳上。お互い駆け出しで青臭く「古くさい政
1月18日、前兵庫県議だった竹内英明氏が自宅で自殺していたことがわかった。昨年3月に発覚した、斎藤元彦知事の内部告発を検証する百条委員会でも、鋭い質問を展開。誰もが一目置く存在だった竹内氏の死に衝撃が走っている。竹内氏は、生前、「現代ビジネス」の取材に応じていた。 【リスト】自殺県議が死の直前まで記者とやりとりした「72社寄付金額リスト」 《信用金庫への県補助金を増額し、それを募金としてキックバックさせることで補った》 告発文書には、そう具体的な内容が書かれている。竹内氏は、「斎藤知事最大のスキャンダル」だとして、ここに書かれている内容の徹底的な調査をすべきだと、記者に何度も語り、調査をしていた。それが今回公開する一覧表である。兵庫県に寄付をしたすべての企業や団体の寄付金額が判明した。《前篇 自殺した兵庫県議が調査していた「阪神・オリックスパレード寄付全額リスト」を公開する》もあわせてお読
Published 2025/01/21 14:33 (JST) Updated 2025/01/21 15:54 (JST) 2023年に兵庫県で実施されたプロ野球阪神・オリックス優勝パレードの経費不正疑惑で、県警は21日、市民団体などが提出した斎藤元彦兵庫県知事と片山安孝元副知事に対する背任容疑の告発状を受理した。捜査関係者への取材で分かった。 団体は「市民オンブズ尼崎」などで、告発状では斎藤氏らが23年11月、金融機関への補助金を1億円から4億円に増額し、見返りとしてパレードへの寄付を要求したと指摘。県予算を使わない開催計画を達成するためにキックバックさせることとし、本来不要な補助の増額で県に損害を与えたとしている。 パレード疑惑は、県西播磨県民局長だった男性の告発文書に記載されていた。
Published 2025/01/19 18:21 (JST) Updated 2025/01/20 11:51 (JST) 斎藤元彦兵庫県知事の疑惑告発文書問題を厳しく追及し、インターネット上で誹謗中傷を受けたことを理由に県議を辞職した竹内英明氏(50)が死亡したことが19日、関係者への取材で分かった。捜査関係者によると、自殺とみられる。 関係者によると、18日夜、姫路市の自宅で部屋から出てこなかった。家族が救急搬送を要請、死亡が確認された。 竹内氏は県議会会派「ひょうご県民連合」に所属し、県議会調査特別委員会(百条委)の委員を務めていた。昨年11月の知事選期間中に中傷が過熱したことを受け、同月17日の投開票翌日に議員辞職した。 選挙戦では、斎藤氏を応援する目的で立候補した政治団体「NHKから国民を守る党」党首立花孝志氏が、竹内氏を含む委員に関する情報などを街頭やネット上で発信。県民連
村上総務大臣「兵庫県知事選挙、一般論として公職選挙法に違反するおそれ」との見解示す 兵庫県選管は午後にも要望書を提出 去年、斎藤元彦知事が再選した兵庫県知事選では、立花孝志氏が当選する意志はないのに立候補して斎藤知事の支援を表明するなど、異例の事態が起きました。 これを受けて、兵庫県選挙管理委員会は、「公平性の観点から問題がある」との見解を示し、総務省に法整備を求める要望書を提出する予定です。 この件について17日の閣議後会見で問われた村上総務大臣は、「一般論として、公選法に違反する可能性がある」とする見解を示しました。 (村上誠一郎総務大臣)「公職の候補者が他の候補者の選挙運動を行う場合には、その対応によって、公職選挙法上の数量制限などに違反する恐れがあると考えています。公職選挙法に定める選挙運動に関する現在のルールを見直すなど、選挙運動のあり方については、その必要性も含め、各党各会派に
無所属の丸尾県議によりますと、尼崎市の事務所に去年12月から、市民共済のガン特約を無断で申し込む、健康食品を勝手に送り付けて来るなどの嫌がらせ行為が10件近く続いているということです。いずれも着払いや料金後払いの商品などで、県議側に実害はありませんでした。また、メッセージの類いはなかったということです。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く