Eucalyptusはクラウド基盤構築のためのオープンソースソフトウェアとして初期に登場したソフトウェアの1つ。それゆえに注目されてきたと同時に、アーキテクチャの点でスケーラビリティや信頼性などは後から登場してきた同種のソフトウェアの方が優れていると評価されてきた面があります。 Eucalyptus 3では単一障害点を解消するアーキテクチャを採用。クラウド内のどの物理サーバやディスク、ネットワークなどがダウンしても、即座にフェイルオーバーするようになったと説明されています。これによって高い高可用性を実現しています。 またAmazonクラウドのIdentity and Access Management (IAM) に相当するAPIを新たに用意し、ユーザーのグループ管理やリソース管理などを可能にするとともに、企業内のユーザー管理と連係しやすいようにLDAPやActive Directoryに
