
「課金、広告を併せて月間4000〜5000万円を売り上げているアプリがいくつも出てきている」――ミクシィ代表取締役社長の笠原健治氏は、2009年8月から提供しているmixiアプリの状況について、このように語る。これは2月17日に開催されたオンラインゲームやコミュニティに関するイベント「OGC 2010」で明らかにしたものだ。 mixiアプリはミクシィが公開したAPIを使って、第三者がmixi内にゲームやネットサービスなどを公開できるようにしたもの。アプリを通じてユーザーの交流を活発化させるのがミクシィの狙いだ。「これまでは日記がキラーコンテンツで、これを軸にmixi内のコミュニケーションが活発になっていた。mixiアプリの登場により、日記よりライト、もしくはディープなコミュニケーションができるようになる」 最も人気を集めているRekoo Mediaの「サンシャイン牧場」は、2月8日時点で約
「GREEやモバゲータウンのゲームと混同されることが多いが、mixiアプリは明らかに、別の市場を狙ったもの」――ミクシィの笠原健治社長は2月5日の決算会見でこう強調した。 SNSユーザー同士で遊べる「ソーシャルゲーム」と呼ばれるゲームが脚光を浴びている。GREEは07年10月から、携帯電話向けにアイテム課金型ゲームを導入して急成長。「モバイルのソーシャルゲームプロバイダーとして世界有数」と、グリーの田中良和社長は昨年7月のイベントで語っていた。モバゲータウンも昨年10月から同様なゲームを投入し、ページビュー、収益面で急成長している。 mixiアプリも月間109億ページビューを稼ぎ出すなど利用は拡大しているが、収益面ではいま1つで、「市場開拓には時間がかかる」と笠原社長は言う。その背景には、GREEやモバゲーとの構造の違いがあるという。 GREEやモバゲーの友人関係は、ゲームを核に集まり、見
ミクシィは11月4日より、ソーシャルネットワーキングサービス(SNS)「mixi」において、青少年ユーザー保護のためのゾーニング(利用者ごとによる機能制限)施策を強化する。 ミクシィはこれまで18歳未満のユーザーがトラブルに巻き込まれることを軽減するため、各種ゾーニング施策を実施してきた。新たなゾーニング施策では、面識のない異性との出会いなどを目的としてmixiを利用する行為から青少年を保護するという。 11月4日より実施する機能制限は以下のとおり。 ユーザーアクセスの一部制限 18歳未満のユーザーは、「マイミクシィ」および「マイミクシィのマイミクシィ」以外のユーザーへのアクセスが制限される。また18歳以上のユーザーは、「マイミクシィ」および「マイミクシィのマイミクシィ」以外の18歳未満のユーザーへのアクセスが制限される。 コンテンツ検索機能の利用制限(日記、フォト、動画、レビュー) 18
2004年3月に開始したソーシャルネットワーキングサービス(SNS)「mixi」がついに正式版となった。8月24日に新サービス「mixiアプリ」を公開したのに伴い、サイトをリニューアル。mixiのロゴからベータ表記が取れた。
Twitterの勢力が急拡大する中、ミクシィが対抗策に乗り出した。 ミクシィの笠原健治社長は7月31日、SNS「mixi」上で実験サービスとして提供している、Twitterに似た機能「みんなのエコー」を今後、正式サービスに格上げし、日記と並ぶコミュニケーションツールとして提供する計画を明かした。APIの公開も検討している。 Twitterは、140文字までの短いテキストを投稿し、ユーザー同士でゆるくつながるサービス。SNS的な要素も含んでいるため、「Twitterを本格的に始めて、mixiにあまりログインしなくなった」というユーザーも増えてきている。 笠原社長は、Twitterが勢力を増していることを認めながらも、エコーを強化することでユーザーをつなぎとめていく考えだ。 エコーは、150文字までのコメントを投稿でき、自分の書き込みと、マイミクシィ(マイミク)の書き込みを時系列順に表示するサ
ミクシィが運営するSNS「mixi」は17日、タレント・アーティストとファンとの交流を促進する「mixi公認 有名人アカウント」の本格提供を開始した。 「mixi公認 有名人アカウント」は、2008年8月に試験提供を開始したもの。タレントやアーティストに対して特別アカウントを発行する仕組みで、各プロフィールページ上には「mixi公認」のエンブレムを表示する。また、一覧ページから各アーティストページへの誘導も図る取り組みも実施している。 「mixi公認 有名人アカウント」のタレントやアーティストに対して、マイミクシィ(友人)登録したユーザー数は、延べ人数で約540万人。IKKOやカンニング竹山、倉木麻衣、つるの剛士、古田敦也など230名以上が特別アカウントを取得しており、加藤ミリヤとお笑い芸人「はんにゃ」の金田哲のマイミクシィ数は40万人を超えている。 ミクシィでは、多くのユーザーがタレント
コーホー、コーホー、こんにちは、梅雨時になって、マスクがちょっと息苦しい気がしないでもないベイダー卿です。 先日、友達が日記を見てくれ、なんていうので、かなり久しぶりにmixiにログインしたんですよ。 長らく放置してたけど、まだ、マイミクが減らずに残ってた。 ちょっとホッとしましたけどね。 男ばかりのマイミク…。 しっかりと友情の絆で結ばれてましたよ。 今日は、そのときに思ったこと。 「日本の巨大SNSは何のために存在するのか?」 ということについて、考えてみたいわけです。 考える前にちょっとググってみたんですけどね。 そしたら、似たようなことは前にも思ってた人は居る様子。 僕の考えることですからね。たいしたことではないわけです。 なので、まあ、真新しさはそれほどない話。 で、SNS、数年前は、友達同士でつながれるからとか、直のネットよりも安全だからとか、そういうことが普及の引き金になって
先に掲載したmixiの「見た目で自社広増えてない?」という思いから書き上げた記事【「最近mixiに自社広告が多くない?!」と思って色々と調べてみた】には多数のご意見をいただくことが出来た。中には非常に役に立つ、参考になるものもあり、頭の下がる思いだ。その中でも【yoshitetsuの日記】はシンプルで分かりやすく追加資料・情報が寄せられていたので、さらにそれをこちらで再構成。今後の自己資料としても、使えるようにしてみた。 ●前々から「SNS」(などCGMの広告効果)は低いことが知られていた タイトルそのままだが、SNSに限らずCGM(Consumer Generated Media、利用者が内容を創って行くメディアのこと)の広告効果が低いことは、広告業界では知られていたことだという。先のIDC(アメリカの市場調査会社、International Data Corporation)の資料も去
【ミクシィ(2121)】が運営する日本国内最大手のSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)【mixi】。当方(不破)も初期から入会しており、今でも時々アクセスをするのだが、特に今年度に入ってからか気になることがあった。いわゆる「自社広(自社広告。広告スペースが空いている時に挿入される、運営会社自身の広告)が増えてないか?」ということ。初めは気のせいかとも思ったが、気になって調べてみたところ、mixiに限らずSNS全体の問題として、広告モデル上の問題点が表面化している可能性が見えてきた。そこでここでは、それら「SNSと広告の課題」についてまとめてみることにする。 「mixi」には多種多様なスペースに広告設置エリアが用意してあり、その場所の特性やサイズなどで広告を出すための料金が異なる。もちろん人気のある(注目されやすい、閲覧回数の多い)部分は料金が高い。 例えばポータルサイトの「ヤフ
インターネットやモバイル関連の企業の経営者が集まるカンファレンス「Infinity Ventures Summit 2009 Spring(以下、IVS)」が2009年5月21日から22日まで札幌で開催されている。 このIVSの面白さはなんといっても、各セッションでの経営者同士のディスカッションや会場にいる経営者からのスピーカーへの質問だろう。 ミクシィ代表取締役社長の笠原健治氏の講演を終えたあとには、会場にいるモバゲータウンを運営するディー・エヌ・エー取締役の守安功氏やグリー代表取締役社長の田中良和氏を交えての質問を受ける一幕もあった。 ミクシィのmixi事業本部長の原田明典氏も参加したこの質疑のやり取りの一部を披露しよう(モデレーターはインフィニティ・ベンチャーズ共同代表の小野裕史氏)。 モデレーター:mixiアプリの市場規模はどれぐらいを期待しているか? 笠原氏:ミクシィの売り上げは
「mixiはスタート以来5年、日記を中心とした、若い女性中心のコミュニケーションサービスだった。次のステージに進みたい」――ミクシィの笠原健治社長は4月23日、都内で開いたイベント「mixiアプリカンファレンス」で、開発者にこう呼び掛けた。mixiアプリ投入は「会社としても最重要で、過去最大の変革になる予感を持ってる」という。 mixiの中心ユーザーは20代女性で、全体の3割を占めている。キラーアプリとなっている「mixi日記」がこの世代に受けていることが主な要因だ。だが、日記が苦手な人はmixiを敬遠しがちで、ユーザー拡大のボトルネックにもなっている面もある。打開策として期待しているのが、社外の開発者が開発する「mixiアプリ」だ。 「30代男性や家族、恋人同士など、ユーザー属性に応じたコミュニケーション形態があるだろう。今後5年間の目標は、日記以外の多彩なコミュニケーションサービスを作
ミクシィは4月9日、ソーシャルネットワーキングサービス「mixi」に、合言葉で友人を探せる機能「myキーワード」を追加した。15歳から17歳および18歳の一部ユーザーのみの先行リリースとなっている。高校生のユーザーがクラスメイトや部活の友達とつながりやすくするのが狙いだ。 自分のmyキーワードを設定すると、そのキーワードで検索した際に必ず自分のmixiページが表示されるようになる。これまで友人に自分のmixiページを教えるには、名前やニックネームで検索してもらう必要があったが、18歳未満のユーザーは検索に引っかからないため、myキーワードという新機能を用意した。 ユーザーごとに合言葉のような役割を果たすmyキーワードを設定することで、簡単に目的の人に到達できる。たとえばあるユーザーが「CNET」という言葉をmyキーワードに設定し、友人に「『CNET』で検索してね」と伝える。友人が「CNET
コミュニティを「出会い」で検索した結果。削除されたとみられる、ユーザー数「0」のコミュティが大量にヒットする。「恋人いない」など巨大コミュニティも削除されていた ミクシィは3月19日、SNS「mixi」で、ユーザーが交流する「コミュニティ」のうち、異性との出会いを目的にしたコミュニティを一斉に削除したことを明らかにした。サイト健全化策の一環。 同社は昨年12月1日の改正出会い系サイト規制法施行などに伴い、利用規約を改定。新たに「面識のない異性との性交、わいせつな行為、出会い等を主な目的として利用する行為」の禁止を規約に加えた。 同社は規約改定時から順次、出会いを目的としたコミュニティについて、運営者に削除を要請。自主的に削除しない場合は強制削除してきた。作業の進展に伴い、3月に入って一斉削除を行ったという。 「出会い系だけでなく、詐欺行為など規約違反の利用は常時監視しており、警告や削除とい
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