TCP Chimney オフロードはほとんどのユースケースで無効にする必要があり、Windows Server 2016 では廃止されています。 これらのオペレーティングシステムの最適化に加えて、ネットワークトラフィックの最大送信単位 (MTU) も考慮し、ワークロードとネットワークアーキテクチャーに応じて調整する必要があります。詳細については、EC2 インスタンスのネットワークの最大送信単位 (MTU)を参照してください。 AWS では、99.9 パーセンタイルで 50us のクラスタープレイスメントグループで起動されたインスタンスと 200us のテールレイテンシーの間のラウンドトリップレイテンシーを定期的に測定しています。アプリケーションで一貫して低レイテンシーが必要な場合、Nitro System で構築された固定パフォーマンスインスタンスで最新バージョンの ENA ドライバーを使
■LANのデータ転送速度が,ギガビット・イーサネット(GbE)や10GbEの登場で高速化している。これに伴い,サーバーのCPUにおけるTCP/IPネットワーク処理の負荷が問題になっている。 ■そこで注目されるのがTCP/IP処理をNIC上の専用プロセッサに任せるオフロード機能である。Windowsのネットワーク・タスクのオフロード機能を説明するとともに,その有効性を検証した。 (2005年3月号「Windowsテクノロジ徹底解説」より) 昨今,サーバー機が使用するLAN(ローカル・エリア・ネットワーク)は,データ転送速度100Mビット/秒のファースト・イーサネットから1Gビット/秒のギガビット・イーサネット(以後GbEと表記)へとシフトしている。近い将来,10Gビット/秒の10GbEが普及するのも確実である。 従来は,ネットワークが高速化しても,サーバー機で帯域幅を最大限に利用しにくかった
はじめに Windows Server 2016のインストールおよび初期設定をまとめます。 Windows Server の導入時にいつも実施している基本設定となりますが、要件に合わせて設定をしないまたは設定を追加したりもしていますのであくまでも参考程度と捉えてください。 毎回設定するのは面倒なのでPowershellで自動化すると楽ですね(今回は触れません)。 目次 Windows Server 2016 インストール VMware Toolsインストール Windows Server 2016 初期設定 Windows Update IPv6無効化 RDP有効化 Firewall無効化 サーバーマネージャの設定 SNP設定 ビルトインユーザ パスワード無期限化 Windows Time サービス 自動(遅延開始)設定 NTP同期先・同期間隔の設定 電源オプションの変更 SNMPサービス
TCP Chimney Offload の設定方法は、Windows Server 2008 R2 と同様ですが、既定値は無効 (disabled) に変更されています。 Windows Server 2012 より、NetDMA の機能は削除されています。 netsh int tcp show global コマンドを実行いただくと、NetDMA は disabled (無効) と表示されます。 また、netsh int tcp set global NetDMA=enabled を実行した場合、コマンド自体は成功いたしますが、設定値は反映されません。 Windows 10も確かにコマンド利くんだけど、設定自体が消えてるぞ!こら・ω・ しかも、Windows 7 のときは ちゃんと整形されていた画面がぐちゃぐちゃじゃないですか! これ、Windows 10 まじめに作る気無いでしょう?
この記事では、Broadcom NetXtreme 1 ギガビット ネットワーク アダプターを使用すると、仮想マシンがネットワーク接続を失う問題の解決策を示します。 元の KB 番号: 2986895 現象 Microsoft Windows Server 2012 または Windows Server 2012 R2 で Broadcom NetXtreme 1 ギガビット ネットワーク アダプター (NetXtreme II ネットワーク アダプターではなく) と共に Hyper-V を実行している場合は、次の現象の 1 つ以上が発生することがあります。 仮想マシンでは、ネットワーク接続がランダムに失われる可能性があります。 ネットワーク アダプターは仮想マシンで動作しているようです。 ただし、仮想マシンから ping を実行したり、ネットワーク リソースにアクセスしたりすることはでき
適用対象: SQL Server 元の KB 番号: 4009936 SQL Server の接続の問題にはさまざまな原因があります。 この一連の記事では、最も一般的な SQL Server 接続の問題のトラブルシューティングと、トラブルシューティングに使用できるツールと方法について説明します。 Note 環境内の複数の SQL Server インスタンスが影響を受ける場合、または問題が断続的に発生する場合は、通常、Windows ポリシーまたはネットワークの問題を示しています。 この一連の記事ではガイダンスについて説明しますが、特定のシナリオを効果的にトラブルシューティングできない場合があります。 準備 トラブルシューティングを開始する前に、「接続の問題をトラブルシューティングするための推奨される前提条件とチェックリスト」を参照し、トラブルシューティングに役立てるために収集する必要のある
Windows10にしてからどうもネットワークの接続が遅いことがありました。 まぁ、Webぐらいなら大したことないので放置していたのですが、ちょっと大きめのファイルをLANからコピーするとすぐLANの接続が切れてしまいます。 というわけで、ちょっと調べてみました。 使っているマザーボードの(Z77 Extreme6)のメーカーのサイトを見てみてもドライバが見当たらない。 WindowsUpdateのカタログサイトでハードウェアID(PCI\VEN_14E4&DEV_16B1)を調べてると、2013/10/30更新のVer15.6.0.14があったが、これはインストールされているものと同じなのでどうしようもない。 NICの詳細設定プロパティで “Receive Side Scaling” の値を Disabled (無効) に設定することで解決するという情報を見つけましたが、当方の環境ではだ
ネットワークが不安定もしくは遅い・重い際にチェックする項目 ネットワークが急に不安定になった。遅くなった、もしくは頻繁に切断されるという場合の対処法をまとめました。 ネットへの接続が不安定になる原因は物理的なものからソフト的なものまで多岐にわたります。 「上から順番にチェックすればたいてい解決できる」を目指したまとめページです。 目次 モデムやルーターを確認する 単純にケーブルが抜けていないか確認する ルーターにログが貯まっていないか確認する モデムやルーターの熱暴走を疑う モデムやルーターの仕様や限界を確認する モデムやルーターのファームウエアを最新のものにする ルーターの寿命を疑う Windows 10でネットワークに関する設定を見直す アップデートプログラムの実行 電源オプションを高パフォーマンスに変更 受信ウィンドウ自動チューニングレベルの変更 SNPの無効化 セキュリティソフトの
ほぼデフォルト設定状態の RHEL6 系 OS で通信オフロード設定の有効/無効によって、通信の転送速度がどれほど差異があるか検証してみました。検証環境の概要は下記のとおりです。 さくらのクラウドで仮想サーバを2台用意して、サーバ間をスイッチで接続して速度測定。 測定対象サーバには Sientific Linux 6.5 をインストール。 対向サーバには Ubuntu 14.04.0 をインストール。 各サーバの NIC の理論回線速度は公称 1000Mbps。(最大実効速度は500Mbps 程度) サーバ間を結ぶスイッチの回線速度は無制限。(概ね NIC の実効速度に依存することになる) 速度測定には iperf を使用。 今回、変更対象となる通信オフロード設定は、仮想NIC (Network Interface Card) の TSO (TCP Segmentation Offload
Windows Server 2008 の TCP Chimney オフロード、受信側スケーリング、およびネットワーク ダイレクト メモリ アクセス機能に関する情報 この記事では、Windows Server 2008 の TCP/IP プロトコルで使用できる TCP Chimney オフロード、受信側スケーリング (RSS)、ネットワーク ダイレクト メモリ アクセス (NetDMA) 機能について説明します。 元の KB 番号: 951037 TCP Chimney オフロードの概要 TCP Chimney オフロードは、ネットワーク データ転送中に CPU からネットワーク アダプターにワークロードを転送するのに役立つネットワーク テクノロジです。 Windows Server 2008 では、TCP/IP オフロード処理の特別なサポートを含むネットワーク アダプターに TCP/IP
TCP チェックサム・オフロード・オプションを使用すると、ネットワーク・アダプターが送信および受信時の TCP チェックサムを計算できるようになり、AIX® ホスト CPU はチェックサムを計算する必要がなくなります。 どれだけの節約になるかはパケット・サイズによって異なります。 パケットが小さい場合はこのオプションを使用してもほとんどまたはまったく節約にはなりませんが、パケットが大きい場合はかなりの節約になります。 PCI-X GigE アダプターでは、MTU 1500 の場合は CPU 使用率が通常約 5% 減り、MTU 9000 (ジャンボ・フレーム) の場合は CPU 使用率が約 15% の節約になります。 400 MHz より高速のプロセッサーを搭載したマシンで、TCP チェックサム・オフロード・オプションを有効にすると、MTU 1500 での TCP ストリーミング・スループッ
こんにちは、Windows プラット フォーム サポートの進藤です。 Windows Server 2008 R2 以前の OS ではアクセスできていた HTTP や HTTPS のサイトが、Windows Server 2012 以降の OS からアクセスできなくなった場合、ECN 機能を無効化することでアクセスできるようになる場合があります。 1. ECN 機能とは ECN 機能 (輻輳情報通知機能) とは、TCP/IP の通信において輻輳によりパケットがロストすることを緩和するための RFC 3168 で定義された機能です。 受信パケットのバッファが満たされ、パケットをドロップし始める状態までルータが輻輳すると、帯域が減少するなどのネットワークへの影響が出る可能性があります。 この問題を緩和するために、Windows Server 2012 ではデータ センター 伝送制御プロトコル
片方が他方に対して何らかの電文を送ると、相手は受け取ったという印にACKを返す。 ACKが来なければ相手が受け取っていないということなので、その場合はある程度待ってから再送する。 ACKは他の電文と一緒に送ってもよい。 コネクションは、【相手先IPアドレス・相手先ポート・自分のポート】の組で一意に表される。 コネクションは現在どういう状態にあるかを示すステータスを持っており、イベントに応じて遷移していく。netstatコマンドで表示されるのは、これ。 TCP/IPとソケットの関係 ソケット関数を呼び出すと、ソケットライブラリ(プロトコルスタック?OS?)がTCP/IPの規約に従って通信を行う。 listen(受付開始) サーバー側で接続の受付待ちを開始する。 コネクション(通信相手はいないので、相手先IPアドレス・ポートは無し、自分のポート番号だけ有り)はLISTEN状態になる。 conn
概要 Windows既定のネットワーク設定でネットワーク動作が不安定になる事例があります。本ナレッジは以下の各機能を調整する方法をご案内します ・1 SNP (Scalable Networking Pack) ・2 タスクオフロード ・3 受信ウィンドウ自動チューニングレベル 目次に戻る 各機能の説明 ■ SNP (Scalable Networking Pack) [Receive Side Scaling(RSS)][TCP Chimney Offload][Network Direct Memory Access(NetDMA)]と3つの設定から構成され、いずれもネットワークの負荷を分散させる機能です。ただし既定の設定で不安定になる事があります。本ナレッジでは無効に設定する方法を紹介します ※OSのバージョンにより既定値が変わります。詳細は補足をご覧ください ■ タスクオフロード
更新履歴 [ 全て表示戻す ] 2020.06.20: ページ内の情報を Windows 10 にも対応 2016.01.26: 文末にすげー詳しいリンクを1件追加 2016.01.18:「受信ウィンドウ自動チューニングレベル」の項目を別ページに移動 2015.07.09: サイト内リンクの修正、Windows7での操作手順に追記。 2015.02.01: 初出 Windows 10 / 8.1 / 7 / Vista には、多くのIT系サイトや個人ブログで無効設定が強く推奨されている残念な機能があります。インターネットが極端に遅いと感じる場合は、ぜひ試してみましょう。 はじめに このページは、NIC(ネットワーク・インターフェース・カード) のSNP設定を無効にする手順について解説しています。 SNP とは。 「Scalable Networking Pack」の略。ネットワークを最適化
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