時計の心臓部には「テンプ」と呼ばれる一定の振動を生み出すパーツがあります。このテンプは重力の影響を受けやすいものなのですが、回転するキャリッジと呼ばれるパーツの中に組み込むことで重力の影響を解消し、時計の精度を向上させることができる複雑機構が「トゥールビヨン」です。そんなトゥールビヨン機構を搭載した時計を、なんと3Dプリンターで出力したパーツで自作した猛者が登場しています。また、この時計はパーツのデータや組み立て方まですべて公開されているので、3Dプリンターでパーツを出力して自作することも可能です。 3D-printed Watch with Tourbillon - How it's made - YouTube これが3Dプリンターで作成された時計。見た目は時計っぽくありませんが、秒針・分針・時針の3つが備わったれっきとした時計。 時計の動力はぜんまいばねで、時計の背面に専用の取っ手を