総合格闘家・石井慧(23=アイダッシュ)が6日(日本時間7日)、ケージ(金網)派を宣言した。プロ4戦はケージで2戦、リングで2戦を消化してきたが「自分はリングよりもケージですね。これからもケージで戦っていけるといい」と金網マッチの継続を熱望した。同地でトレーニングを積むハワイ・マーシャルアーツ・センターでもケージ戦を意識したメニューばかりこなし「もう金網に体が慣れてしまった。逆にリングの方がやりにくいかも」とまで言い放った。 米総合格闘技団体となるUFCやストライクフォースはケージで興行が開催されている。もともと海外志向が強い石井だけに「ボクは米国向きの選手。ケージで勝って認められたい」とあらためて意欲を示した。また国内での試合契約を結ぶSRCはリングだけだが、石井の強い希望が同団体を動かす可能性もありそうだ。(ハワイ=藤中栄二)
<X-1 WORLD EVENTS>◇4日(日本時間5日)◇米ハワイ州ブレーズデル・アリーナ◇2500人 総合格闘家・石井慧(アイダッシュ)が、反則負けした。プロ4戦目で、巨体のマイルス・ティナナス(米国)と対戦した。赤コーナーの石井が06年北京五輪柔道男子100キロ級金メダリストとして紹介されると、会場は一気に盛り上がった。試合は序盤から石井が打撃で攻め、カウンター攻撃を狙ってきた敵を追い詰めた。しかし1回終了間際の攻防で、石井は反則とジャッジされ、不運の黒星となってしまった。 これで石井の総合格闘技の通算成績は2勝2敗となった。
<DREAM14>◇29日◇埼玉・さいたまスーパーアリーナ◇観衆1万2712人 キャリア3連敗の屈辱を味わった山本“KID”徳郁(KRAZY BEE)が約2年半ぶりの勝利を飾った。キコ・ロペス(米国)とフェザー級(60キロ契約)で対戦し、右フックからのパウンド連発で1回KO勝利した。07年12月31日のDynamite!!でのハニ・ヤヒーラ戦での2回KO勝利以来の白星奪取となった。09年12月31日、Dynamite!!の金原正徳戦での判定負け以来、5カ月ぶりの試合だったKIDは「久しぶりの試合で体がかたくなっていた。これから試合感覚を取り戻していきたい。すぐにでも練習を始めたい」と意欲満々だった。
米国総合格闘技団体ストライクフォース(SF)ウエルター級王者ニック・ディアス(米国)が日本総合格闘技のリング開催継続を強く訴えた。29日のDREAM14(さいたまスーパーアリーナ)の桜井“マッハ”速人(マッハ道場)とのワンマッチのために来日しており、27日に都内のホテルで取材に応じた。今回のDREAMは全8試合とも通常のリングではなく、ケージ(金網)で行われる。SFと同じケージマッチになったが、ディアスは「日本がケージに変えるのは間違い。独自のリングとルールを貫くべきだと思う」とキッパリ。 さらに「(世界)すべてがケージになると格闘技ではなく、スポーツになってしまう。誰が総合格闘技で一番かを決めるならばケージよりもリング。格闘技は100年、リングで戦っているのだから」と強調していた。
世界ボクシング協会(WBA)は3日、米ラスベガスで、フライ級チャンピオンの亀田大毅に同級元王者の坂田健史(協栄)が挑む世界戦の入札を行い、坂田の所属する協栄ジムが31万5000ドル(約3000万円)で落札したと公式ホームページ上で発表した。 試合日は7月24、25、31日のいずれかが予定されている。WBAの規則により、王者の大毅が75%、挑戦者の坂田は25%の報酬を受け取る。 当初WBAは2月に新王者となった大毅に坂田との初防衛戦を義務付けたが、亀田側は以前所属した協栄とファイトマネーをめぐる訴訟を起こしており対戦を拒否。交渉がまとまらず、WBAが入札に踏み切った。 亀田ジムは父史郎氏の暴言問題のため無期限活動停止中で、大毅の身分は東日本ボクシング協会預かりとなっているため、入札に参加しなかった。
【米ハワイ9日(日本時間10日)=田口潤】石井慧(23=アイダッシュ)が今春にも米国で再起戦を行う可能性が出てきた。現地で石井を指導するハワイ・マーシャルアーツ・センターの嶋西晴臣トレーナー(50)が明かした。戦極での復帰戦が7月以降にずれ込む可能性が高いことから「本人が夏までに米国本土で試合をしたいと話している」(同トレーナー)という。 昨年大みそかのプロデビュー戦では、経験不足を露呈して吉田秀彦戦に完敗しただけに、できるだけ多くの試合を積みたいようだ。もともとはUFC参戦を希望するなど、米国志向は強かった。 年明けの「ハワイごもり」から1カ月。6日(同7日)にはハワイ入りした親交のある元横綱朝青龍関と飲んだことで話題になったが、普段は格闘技漬けの日々。週6日、1日約6時間の猛練習に明け暮れているという。ジムは、住居のあるワイキキから約50キロのワヒアラ。静かな町にたたずむジムは「虎の穴
アントニオ猪木が、元朝青龍のダグワドルジ氏の第2の人生を指南する「師匠」に名乗りを上げた。5日、都内のIGF事務所で「(同氏がモンゴルの)大統領を目指す上でも、総合格闘家になるにしても的確な助言ができる人が必要。オレのところに相談に来たらいいよ」と話した。 同氏の一族とは約10年来の交流がある。2人の兄スミヤバザル、セルジブデ両氏は新日本マットに上がっており、猪木がモンゴルに招待された際には両親とも会った。既にスミヤバザル氏と電話でコンタクトをとり、「政治家になるなら3月に(WWE)殿堂入りで米国に行くから一緒に行こう! もし総合格闘技をやるなら本物の指導者をつけるさ」と強烈メッセージ。最後は同氏の心境を気遣い「バッシングされているが、お前は1人じゃない。オレが本音で話したい」と意欲満々だった。
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