28日に中国・上海で新団体「上海愛武(アイウー)」の設立会見を行ったIGFのアントニオ猪木会長(69)が29日、羽田空港着で帰国した。「いろいろな意味でタイミングが良かった。厳しかったが、何とか第1歩を踏み出すことができた」と振り返った。7月7~12日に行われる上海武術博覧会でプレ旗揚げ戦を行う。「IGFやプロレスを全く知らない人たちの前でやるので、デモンストレーション的なものになると思う。試合数は多くできないけど、プロレスがインターナショナルなものであるということからも、レバンナたち外国人選手の役割も大きくなる」と話した。【小谷野俊哉】