企業にはさまざまなシステム形態が存在する。状況に応じてクラウドサービスを組み合わせることがシステム改革の成功の近道といえるだろう。 中堅・中小企業がSaaS/クラウドを活用する際のポイントについて、本連載ではシステムの階層に関する視点を広げるべきだと述べてきた。第1回では、あらかじめ用意されたサービス形態の業務システムを利用するという意味でのSaaSだけでは、システムインテグレーションを伴う業務システムなどにおいてクラウドが持つメリットを享受するのは難しいと述べた。第2回では、SaaS活用と独自開発システムを両立させる手段としてのIaaS(サービスとしてのインフラ)について解説した。 最終回となる今回は、SaaS活用を成功させるためのPaaS(サービスとしてのプラットフォーム)について解説する。 既存の開発手法を利用できないことがデメリット PaaSとはシステム開発、運用におけるプラットフ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く