中国の王毅外相は、G20=主要20か国の外相会合で「われわれは単独主義に反対すべきだ」と述べ、連携を訴えたほか、2国間の会談も相次いで行い、トランプ政権がアメリカ第一主義を掲げる中、各国との関係強化を進めています。 中国外務省によりますと王毅外相は、南アフリカのヨハネスブルクで行われたG20の外相会合で21日、「われわれはともに単独主義や保護主義に反対すべきだ」と述べ各国に連携を訴えました。 アメリカのルビオ国務長官が南アフリカ政府の土地問題をめぐる対応などに抗議して欠席したのに対し、王外相は20日の会合でも国連やG20など多国間の枠組みを重視する姿勢をアピールし、南アフリカやサウジアラビア、ロシアなどと2国間の会談も相次いで行いました。 王外相はG20の外相会合の前にも、ドイツで行われたミュンヘン安全保障会議や、国連安全保障理事会の会合に参加したほか、イギリスやアイルランドを訪れていて、
