クラウドサービスやユーザーインタフェースに注目が高まる中、クロスプラットフォームのUI開発フレームワーク「Qt」を提供するQt Software(フィンランドNokia)が着実に戦略を進めている。「目標はUI/アプリケーション開発のデファクトスタンダードフレームワーク」と、Qt Softwareのマーケティングを担当する佐相宏尚氏(ノキア・ジャパン Qt Softwareビジネスディベロップマネージャー)は語る。 東京ビッグサイトで5月15日まで開催された「第12回組込みシステム開発技術展(ESEC)」で、佐相氏に、Qt Softwareのオープンソース戦略、今後の方向性などについて話を聞いた。 ノキア・ジャパンQt Softwareビジネスディベロップメントマネージャーの佐相氏(左)、同フィールドサービスエンジニアの朝木卓見氏 ESEC会場のブースでは、Qt Softwareの最新技術が