安倍晋三首相(自民党総裁)は3日、改憲派が都内で開いた集会にビデオメッセージを寄せ、憲法9条に自衛隊の存在を明記した条文を追加したうえで、東京五輪・パラリンピックが開かれる2020年を「新しい憲法が施行される年にしたい」と明言した。(夕刊フジ) 日本国憲法全103条は、GHQ(連合国軍総司令部)民政局に所属する若い米国人24人が英語で作成した草案をもとに制定された。近年この事実は広く知られるようになったが、制定時から最大の問題は9条である。 6月出版予定の自著『米国人弁護士だから見抜けた日本国憲法の正体(仮)』(角川新書)でも詳述するが、9条に触れない憲法改正論議など無意味に等しい。だから、私はひとまず9条だけを改正し、その後10年程度の時間をかけて、全条文を見直した「自主憲法」を制定すべきと考えている。 9条の条文を再確認して問題点を論じる。 《1 日本国民は、正義と秩序を基調とする国際
現行憲法と自民党の憲法草案の違いは、自民党自身の草案PDFでも対照して表示されていて明確ではあるのですが、現行憲法のテキストと草案のテキストを並べて見比べないと、何を削って何を加えたのかがわかりません。 そこで、MS Wordの「校閲」機能の編集履歴保存と表示を使って、ひとつのテキストで変更箇所がわかるようにしてみました。 自民党による憲法の「変更履歴」 (PDF 約450KB) 目視で比較しながら手入力していったので、間違いもあるかもしれません。もし間違いを見付けられましたら、PDFに記述したアドレスまでご連絡いただけるとありがたいです。 なおテキストが移動されている部分もいくつかあるのですが、移動部分の「削除」→「挿入」という形で表示されています。その点ご了承ください。 追記 HTML版も作成しました。ブラウザで見る、特にスマホで見る場合にはこちらがいいかも。 自民党による憲法の「変更
品川駅前で、熱く語るトクマ氏。 参院選の公示日を迎えた22日、東京選挙区で立候補した、幸福実現党のトクマ遊説局長がJR品川駅前で、釈量子党首とともに第一声を上げた。 冒頭で、トクマ氏は、「幸福実現党は7人の地方議員が誕生している。あとは国会議員を輩出するのみ。私たちが掲げる123の政策の一つひとつを国政で実行していきたい」と選挙戦への意気込みを語った。 憲法9条改正と核装備の検討へトクマ氏が強く訴えるのは、国防に関することだ。 同日午前に北朝鮮がミサイルを発射したことや、中国が南シナ海で戦闘機の離発着が可能な滑走路を建造していることなどに触れ、「アメリカを頼りにするだけではいけない。自分の国は自分で守るという当たり前の国にしたい」と語った。 トクマ氏は、自主防衛体制を整える上で、憲法9条の改正が必要だと訴える。 「憲法はGHQのケーディス大佐らが数人でつくった。彼は、後に共産主義者であった
ジャーナリストの櫻井よしこ氏は3日、東京・平河町の砂防会館別館で開かれた公開憲法フォーラム「憲法改正、待ったなし!」で基調提言を行った。櫻井氏は中国を具体例にあげ、憲法前文のいびつさを訴えた。提言の要旨は次の通り。 ◇ 憲法前文には日本国政府は愚鈍でよろしい。何もしなくてよろしい。能力もなくてよろしい。政府、政治家は何もしなくてもよろしいということが事実上書いてある。 国民の命、幸福、安寧を守っていくことが為政者の一番大きな責任だが、前文になんと書いてあるか。私たちの命を「国際社会に預けなさい」と書いてある。 「平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して…」。これも変な日本語ですね。「…われらの安全と生存を保持しようと決意した」と書いてある。下手な日本語。文法も間違っている。
白洲次郎(左)と白洲がGHQ民政局長のホイットニーに宛てた「ジープウエーレター」。タイプライター(中央上)で白洲が自ら打ったといわれる 現憲法は3日、施行から68年がたった。改正国民投票法の昨年6月の施行により、国会が発議すれば、憲法改正の国民投票はいつでも実施できる環境が整っている。国民が最高法規の内容を決めるのは、数年内に行われるであろう国民投票が憲政史上初めてとなる。「民定」と評される現憲法だが、実は国民が定めたものではない。その原案は占領下、日本人のあずかり知らぬところで作られた。 「原案をGHQ(連合国軍総司令部)の素人がたった8日間で作り上げた代物」。安倍晋三首相は現憲法をこう評し、日本人の手で憲法をつくる大切さを説く。これに民主党は「ガキの議論だ」(枝野幸男幹事長)などと反発している。だが、昭和21年2月4日にGHQ民政局が作成に着手した原案は、同月13日に日本政府に提示され
文中敬称略 今年ももうすぐ、「憲法記念日」がめぐってくる。今なお日本には、現行「日本国憲法」を「平和憲法」として称揚する護憲勢力が数多く残存する。 しかし彼らは、現憲法を礼賛する前に、現憲法の正体が何であるかを、歴史的事実に基づき承知し、そのうえで、本当に「平和憲法」なのか、日本の国家と国民を守ることにできる憲法なのかを自省すべきであろう。 改憲派の人々も、現行憲法を基礎として改憲に取組むことの問題点を、しっかりと認識すべきである。 国家を解体し社会主義化を実現するための対日謀略文書 以下の事実は、戦後60年以上を経過して公開された戦時中の米機密文書に基づき、近年明らかとなったものである。細部は、田中英道『戦後日本を狂わせたOSS日本計画―二段階革命理論と憲法』(展転社、平成23年)を参照。 (1)現行日本国憲法の根底にあるのはフランクフルト学派の二段階革命思想 現行日本国憲法の諸原則は、
いまでも鮮やかに覚えている。『憲法草稿評林』の内容を知った時の衝撃である。 すでに述べたように、一八八〇年(明治十三年)から八一年(同十四年)にかけ、憲法起草ブームともいうべき熱っぽい創憲運動が日本列島を覆ったが、これまでに発見されたその時期の私擬憲法草案は約四十とも約五十ともいわれる。『憲法草稿評林』もこの時期に書かれたものと推定されているが、これほど数奇な運命を感じさせ、また謎に満ちたものは他にない。 『憲法草稿評林』の発見者は、岩手大学教授だった森嘉兵衛(故人、日本経済史専攻)である。昭和四十年(一九六五年)代初め、岩手県北部の九戸地方の歴史を執筆するため史料を探していた森のもとに、千葉県市川市在住の小田清綱氏から「小田為綱文書」が持ち込まれた。小田為綱とは清綱氏の曾祖父で、九戸郡宇部村(現岩手県久慈市宇部町)出身の政治家とのふれこみであった。 岩手の歴史に詳しい森も耳にしたことがな
この記事には複数の問題があります。改善やノートページでの議論にご協力ください。 出典がまったく示されていないか不十分です。内容に関する文献や情報源が必要です。(2022年6月) 中立的な観点に基づく疑問が提出されています。(2022年2月) 出典検索?: "五日市憲法" – ニュース · 書籍 · スカラー · CiNii · J-STAGE · NDL · dlib.jp · ジャパンサーチ · TWL 五日市憲法(いつかいちけんぽう)は、明治時代初期に民間で創作され、1968年(昭和43年)に発見された私擬憲法の一つである[1]。 東京経済大学の色川大吉ゼミ受講生であった新井勝紘によって、東京都西多摩郡五日市町(現:あきる野市)にある深沢家の土蔵から発見されたため、この名で呼ばれる。本文は「日本帝国憲法」の題で書き始められている。 1874年(明治7年)、板垣退助が『民撰議院設立建白書
★(4) 衆院解散・総選挙(12月2日公示-14日投開票)が行われるので、この私見を書くには良いタイミングかもしれない。 日本国憲法が、GHQ(連合国軍総司令部)の作成した英語の草案を元に作られたことは公知の事実である。おかげさまで日本の基本法なのに、日本語が直訳的で分かりにくい。私がGHQの最高司令官なら、間違いなく翻訳者にダメ出しをする。 日本国憲法の前文や第9条を読むと、米国人法律家の1人として心の底からの恥ずかしさと、日本に対する申し訳なさを感じる。なぜなら、GHQの露骨で幼稚な嫌がらせが目に余るからだ。 第9条の本質は、戦争で米国に苦戦を強いた日本へのペナルティーである。第9条を素直に読むと、真冬の夜中に「裸で外に立ってなさい」と命令されたに等しい。 日本人らしい性善説に基づき、「米国が戦後の日本を平和国家にする目的で第9条を提案した」と解釈する人がいるが、大間違いである。私は確
衆院予算委員会で、憲法論議がありました。 「憲法とはどのような性格のものか」という問いに、安倍首相は以下のように答えました。 「考え方の一つとして、いわば国家権力を縛るものだという考え方がある」と。これはオーソドックスな憲法観であり、立憲主義と言われるものです。 さらに、安倍首相は次のように踏み込みました。 「しかし、それは王権が絶対権力を持っていた時代の主流的な考え方であって、今の憲法というのは日本という国の形、理想と未来を、そして目標を語るものではないかと思う」 これは非常に根源的な論議です。 この後者の安倍首相の発言に対して、朝日新聞は社説で「首相の不思議な憲法観」として、「とても同意することはできない」と切って捨てています。 しかし、憲法には「近代的意味での憲法」として、国家を縛るものという憲法観があるのはもちろんのこと、「本来的意味での憲法」として、国の組織や在り方、仕組み、そし
憲法記念日 改正論議の高まり生かしたい(5月3日付・読売社説) ◆各党は参院選へ具体策を競え◆ 安倍政権下の国会では憲法改正を巡る論議がいつになく活発だ。 夏の参院選の結果次第で、安倍首相が公約に掲げる憲法改正がいよいよ現実味を帯びてくるだろう。 きょうは、日本国憲法が施行されてから67年目の憲法記念日。日本の内外情勢は激変したにもかかわらず、憲法はまだ一度も改正されていない。そんな憲法の在りようを考える機会としたい。 ◆まずは発議要件緩和を◆ 憲法改正論議の根底にあるのは安倍首相が指摘するように、「日本人は自身の手で憲法を作ったことがない」という事実である。 戦前の大日本帝国憲法は天皇の定めた欽定(きんてい)憲法だ。現行憲法は占領下、連合国軍総司令部(GHQ)の草案を基に制定された。 国民自ら国の基本を論じ、時代に合うよう憲法を改正するという考え方は、至極もっともだ。読売新聞の世論調査で
後世の創作とする説が古くからあり、真偽については現在でも問題となっている。 創作説は江戸末期の狩谷棭斎に始まるもの[要出典]とされる。狩谷は、「憲法を聖徳太子の筆なりとおもへるはたがへり、是は日本紀(『日本書紀』)作者の潤色なるべし、日本紀の内、文章作家の全文を載たるものなければ、十七条も面目ならぬを知るべし、もし憲法を太子の面目とせば、神武天皇の詔をも、当時の作とせんか」と、『文教温故批考』巻一に於いて『日本書紀』作者の創作と推定した。 また、津田左右吉は、1930年(昭和5年)の『日本上代史研究』において、十七条憲法に登場する「国司国造」という言葉や書かれている内容は、推古朝当時の国制と合わず、後世、すなわち『日本書紀』編纂頃に作成されたものであろうとした。 この津田説に対し、坂本太郎は、1979年(昭和54年)の『聖徳太子』において、「国司」は推古朝当時に存在したと見てもよく、律令制
安倍晋三首相が今夏の参院選で公約の柱にすると明言している「憲法改正」について、産経新聞社とFNNの合同世論調査を分析すると、与野党支持層の枠を超えて「賛成」する声が広がっている実態が浮き彫りとなった。 調査では自民党の支持層では77・8%が改正に「賛成」し、首相が改憲で連携先と目論(もくろ)む日本維新の会の支持層も72・6%が後押し。自民と連立を組みながらも憲法改正に慎重姿勢を示す公明党の支持層でも、みんなの党支持層を上回る60・6%が改正に「賛成」と回答した。ただ、改正の発議要件を緩和することには「反対」が51・5%と「賛成」を上回り、「賛成」が半数を超える自民、維新支持層と一線を画した。 一方、憲法に対して腰の定まらない民主党の支持層をみると、憲法改正への賛否は共に42・9%と拮抗(きっこう)。改正の発議要件の緩和についても「賛成」(42・9%)、「反対」(41・4%)と意見は真っ二つ
※辻元清美の相当不快な動画です。 安倍総理を筆頭に関係者各位の忍耐が伺えます。 皆様お疲れ様でした。 衆議院予算委員会 2013年3月8日 【質問者】 辻元清美 【回答者】 安倍晋三 この答弁の後に、中山成彬議員による [中山成彬が朝日新聞と朝鮮人の従軍慰安婦捏造工作を国会で暴く ] http://youtu.be/VcCzrywoqUk
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