今季の大学ラグビーは帝京大が初の日本一となり、幕を閉じた。史上2校目の3連覇を期待された早大が大学選手権2回戦で姿を消す波乱。対抗馬とみられた慶大も準決勝で沈んだ。10日の決勝(国立競技場)は東海大−帝京大の新鮮な顔合わせ。観衆はここ10年で最も少ない2万人弱だったが、長く続いた早大への一極集中から戦力が分散。大学ラグビーが戦国の世に突入したことをうかがわせた。(森田景史) ◇ ■FW戦に徹した帝京大 大学王者の帝京大は受けの強さが水際立った。対抗戦では7試合のうち2ケタ失点が2試合。総失点47も早大と並んで少なく、防御ラインは堅牢(けんろう)そのもの。 大学選手権決勝では、終了間際に自陣ゴール前で東海大の猛攻にさらされながらも受け切った。岩出雅之監督の指導の下、シーズンを通してのウエートトレーニングでFW陣の骨組みを強化。決勝は途中、主軸のLOティモシー・ボンド(2年)を負傷で欠
あの“佑ちゃんフィーバー”はいずこ、といった感じだ。久しぶりにナマで見た10月31日の東京6大学野球、早慶1回戦。早大の2季ぶりの優勝がかかっているのに、神宮は約7分の入り。07年春、斎藤佑樹が入学して最初の早慶戦で満員の3万6000人を集めたことを思えば寂しいスタンド風景だった。 その斎藤も観客数が物語るように1年のころの輝きが、すっかりうせてしまった感じだ。一回こそ3者三振と上々の滑り出しを見せながら、四回に突如乱れ4安打と四球などで慶大に3点を取られて敗戦投手になった。10月10日の立大戦で通算25勝して以来、4試合勝利を逃したことになる。 ストレートが打ちごろの高めに集まった。フォームがきれいなだけに、いったん狙われ始めると持ちこたえるのは難しいようだ。大きな武器だったキレのいい低めの変化球の威力も影をひそめてしまった。来季ドラフトの目玉とはいえ大事にされすぎて小さくまとまってしま
知人から250万円を脅し取ろうとしたとして兵庫県警は5日、関西大商学部4年で野球部員の栗岡裕幸容疑者(21)=大阪府吹田市千里山西1丁目=を恐喝未遂の疑いで逮捕したと発表した。県警は、栗岡容疑者が振り込め詐欺に使う通帳を作るよう知人に指示したが拒まれたため、現金を要求したとみている。栗岡容疑者は調べに対して「脅していない」と否認しているという。 県警によると、栗岡容疑者は7月22日夜、高校時代の後輩で大阪商業大3年の秋谷浩樹容疑者(20)=恐喝未遂容疑ですでに逮捕=らと共謀し、知人の大学生(19)を兵庫県明石市内の路上に呼び出し、「250万円を用意できなければ拉致する」と言って現金を脅し取ろうとした疑いがある。 県警は秋谷容疑者らの供述などから、栗岡容疑者が知人学生から通帳を1通数万円で買い集め、振り込め詐欺グループに転売していた疑いがあるとみている。 関西大広報課の担当者は「事実関
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