かみ砕く力が低下していたり、歯の数が少なかったりするなど口内が不健康なほど、要介護認定や死亡のリスクが高まるとの調査結果を島根大などの研究チームが9日までに発表した。チームは「歯科健診を受け、口内を治療することでリスクが軽減される可能性がある」としている。 島根県内に住む75歳以上の約2万5千人を対象に調べた。口内の状態と死亡率などとの関連を示す研究はこれまでもあったが、島根大によると、2万人超の大規模調査は珍しいという。 チームは、島根県歯科医師会などが2016~2021年度に実施した後期高齢者の口内検査のデータを分析。かむ力や歯の数など13項目を調べた上で、その後の要介護認定や死亡の状況を確認した。 特に強い関連が見られたのが、かみ砕く力で、グミを15秒間かみ、いくつに分割できたか個数を数えて能力を計測。個数が3個以下のグループは22個以上のグループに比べ、要介護2以上に認定された人の
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