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いま、生活者、消費者との「距離を縮める」ために必要なのは「広告」ではなく「コンテンツ」である。 次世代コミュニケーションの潮流を掴め! 広告会社のメディア部門は「取次ぎ業の原型」を残している。そもそもメディアの枠を売って、送稿する作業自体に価値があった時代の原型である。その昔、新聞原稿は凸版に製版して持っていかなければならなかったし、(同じ段数でも新聞社によって微妙にサイズが違うなどという製版業者保護政策があった・・・。)テレビCMも16ミリのフイルムをスポットであれば、一番本数の多い1日の本数分を各局に送らないと行けなかった。CMプロダクションはこのフイルムのプリント代が収入源だった。(もうこんな時代を知っている広告マンも少なくなっただろうが・・。)デジタル送稿によって、凸版やフイルムを持って届けることはなくなってきて久しいが、それでもパソコンに向かって送稿作業をやることでの「取次ぎ」の
クロス・マーケティングは8月3日、全国の20~69歳の男女1,000人を対象に実施した「好きなブランドからみた消費者の嗜好性に関する調査」の結果を発表した。同調査では、「カジュアルウェア」「インテリア」「腕時計」「バッグ」において、前者2つを「カジュアルブランド」、後者2つを「クラスブランド」として、好きなブランドの組み合わせを選んだ人をグルーピングしている。 好きなカジュアルウェアのブランドとインテリアショップのブランドは、下図の選択肢から選ばれた。その結果、カジュアルブランドは「ユニクロ」、インテリアショップは「ニトリ派」の多い「ユニクロ・ニトリ型」(33.2%)とインテリアショップは「無印良品」(10.1%)、カジュアルウェアは「ユニクロか無印良品」の「MUJI・ユニクロ型」の2つのグループが抽出された。 「好きなカジュアルウェアのブランド」、「好きなインテリアショップのブランド」の
わたし的棚ぼた一万円選書 急に千葉さんに手渡された封筒、開けてみたら1万円札が1枚。何ごとかと思えば、同期の出張を代わったお礼をもらったらしい。 「葵はワンオペで育児してくれたから」と半分わけてくれました。 泡銭の1万円 これはもう、わたし的1万円選書をしろという思し召しなのでは……
アイシェアは3月28日、ポイントサービスの利用状況について、20代から40代の有職者でポイントサービスを利用している男女1,108名を対象に実施した調査の結果を発表した。 ポイントサービスが最も多く利用されている店舗は「家電量販店(80.8%)」で、2位の「スーパー・百貨店・コンビニ(63.4%)」と17.4ポイントの差をつけた(複数回答)。ポイントが貯まるカードを所有している1,072名にカードの所持枚数を聞いたところ、男性は「3枚未満(24.7%9」が最多だったのに対し、女性は「5〜6枚(20.6%)」だった。女性では、「31枚以上」のカードを保有している人も4.8%存在している。 ネットのポイントサービスも利用者も多く、全体の78.7%と8割近い。利用されているサイトは楽天市場などの「ネットショッピングサイト(94.7%)」が最多。モバゲー、mixiなどの「ゲーム・SNSサイト」は2
"妻"に焦点を当てて、その姿を公表されているデータから読み解く「妻の正体〜データ編」。今回は主婦の買い物がテーマ。イマドキの主婦はどんな情報に影響を受けやすいのか? テレビCMより主婦を「買う気」にさせるのは? 今回は、キャリア・マムが今年3月に実施した主婦の買い物事情に関する調査から。回答者は20代から50代のWEB会員230人。2004年11月の調査結果と比較している。 「ここ3カ月以内に、なにかの情報に影響されて、購入したものがある」とした主婦(全体の40%)に「何を見たり、聞いたりして買ってみようと思いましたか」と質問。1位は「インターネットの情報」(35.9%)で、2位は「知人・友人の口コミ」(30.4%)。さらに「テレビCM」(20.7%)、「テレビの番組」(17.4%)、「雑誌」(16.3%)と続いた。「ブログ」「ツイッター」「SNSサイト」などのソーシャルメディアを挙げる主
九州大学ベンチャービジネスラボラトリーが開催する起業家セミナーに参加してきた。単位取得もできる大学の正式な授業として開催されたものだが、席が空いていれば部外者も参加可能となっていたので全15回中、2回だけこっそり潜り込んだ。 今回は2010年度の後期授業として、全15回開催され、各界で活躍する社会人が「働く」をテーマに講演を行った。演者の人選や招致は学生自身が行なうという面白いシステムになっていて、キッザニアの社長や日経新聞の編集部長などバリバリ働いている方々に混ざって、ニートのpha氏が呼ばれるカオスっぷりがたのしい。 最終回の第15回は株式会社ジャパネットたかた代表取締役髙田明氏(以下、髙田氏)の熱い語りが堪能できた。 社長登場 予定より少し遅れて髙田氏が登場。就職説明会で午前中から福岡入りしていたが、そこで話が熱くなりすぎて時間が伸びてしまったそうだ。「テレビだと秒単位で管理されてい
久しくご無沙汰しておりました。 書くネタ自体は山ほどあるんですが、本業が凄い勢いで動いているのでそっちに集中していましたです。 さて、たまには分析チックなお話を。統計でガチガチの石頭になってしまわないように、常に僕が気をつけていることの1つが「選択バイアスの罠」です。 生還した戦闘機、しなかった戦闘機 あ、ちなみに、いまきは別に統計や分析の(アカデミックな意味での)専門家ではないので、そのあたりはご容赦を(汗 時に1940年ごろ。 世界は第二次世界大戦の真っ只中です。 統計学者のエイブラハム・ワルドという方が戦闘機の脆弱性について調査していたそうです。 帰還した戦闘機の大量のデータが彼の元に届きます。 「入手したデータどれもが、戦闘機のある部分の被弾頻度が他の部分よりも過度に多いことを示していた。」 さて、ここからどういう結論を導けばいいのでしょうか? (ちょっと立ち止まって考えてから読ん
ユニクロが2月17日に、ソーシャルネットワーキングサービス(SNS)「Facebook」と連動するファッションコミュニティサイト「UNIQLOOKS」を公開した。 UNIQLOOKSはユーザーがユニクロ商品を含むコーディネートを投稿し、友人間で共有してコミュニケーションを楽しむサイト。Facebookと連動し、参加者と「いいね!」やコメントで交流できるようになっている。気になったアイテムはユニクロのECサイトから購入できる。 ユニクロがこれまでのUNIQLOCKやUNIQLO CALENDAR、UNIQLO LUCKY LINEなどで得たノウハウをつぎ込み、ソーシャルな関係性、リアルタイムな反応、そしてグローバルなコミュニケーションに取り組んだ最新のウェブマーケティング施策だ。 数あるSNSからFacebookを選んだ理由を、同社代表取締役会長の柳井正氏に聞くと、まずはその規模に期待する答
最近日本でも話題のグルーポンであるが、米国では先週のスーパーボウルでやらかしちゃって大変なことになっている。 先週日曜(2/6)のスーパーボウルでグルーポンが出したTVコマーシャルが、チベット騒乱を利用したものだったため、米国中の人々の批判を買っている。 スーパーボウルとはアメフトのファイナル。 日本で言うと、ワールドカップ日本代表が決勝まで勝ち残るレベルの国民的イベント。 その試合中3回に渡って流されたというCMの内容は、こういうものだ。(Lilac 訳) 美しいヒマラヤ・・・、世界で一番美しい場所のひとつだ。 そこに住むチベットの人々は今大変な目にあっており、彼らの美しい文化は失われようとしている。 でも彼らは、驚くほどうまいフィッシュカレーをいまだに食べているんだ! グルーポンのクーポンを使えば、シカゴのヒマラヤレストランで、このフィッシュカレー、30ドルのところを、なんと15ドルで
子どもたちがお気に入りのぬいぐるみを一晩、図書館に預けると、翌日、夜の図書館でぬいぐるみが冒険している様子を撮影した写真がもらえる‐。こんなイベントが「ぬいぐるみの図書館のおとまり会」と銘打って11日夕から翌12日にかけて、宝塚市立西図書館(同市小林2)で開かれる。(上杉順子) 子どもたちに本に興味を持たせよう‐と米国で取り組まれている催しで、最近、日本に紹介された。国内での実施はまだ珍しいという。 「国民読書年」を記念した企画の一環。本の読み聞かせ会にお気に入りのぬいぐるみを持ってきてもらい、子どもたちは終了後、ぬいぐるみを置いて帰る。その後、図書館職員が館内のさまざまな場所でぬいぐるみが遊んでいる写真を撮り、翌日、迎えに来た子どもたちに、その写真や、ぬいぐるみが読んで気に入ったという設定の絵本を貸し出す‐という趣向。 米国では、簡単で安全な上、子どもが非常に喜ぶ‐と、各地で催されている
ソーシャルメディアの登場で、企業は生活者とのコミュニケーションのあり方を根本から見直すべきタイミングに来ているようだ。 電通さとなお氏のブログ記事「100万人にではなく100人に伝える」は、まさにその本質をついたものだ。Marketing, PR, Advertising, Brandingを描いた有名な影絵があるが、それを模して、マスメディアとソーシャルメディアにおける顧客コミュニケーションの違いを表現すると、こんな感じになるだろう。 左側は、企業がマスメディアを通じて生活者に「大きな声」でメッセージを伝えている様子。右側は、人に媒介され「共感をこめた控えめなトーン」で、しかも対話型によるコミュニケーションで伝わっていく様子をあらわしている。 この違いをもう少し具体的に、イメージ図であらわすと、次のようになる。 【マスメディアによるコミュニケーション】 【ソーシャルメディアによるコミュニ
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