関連トピックスNECドバイ日立製作所 NEC、オリックスなどが参加するデジタルグリッドコンソーシアム(東京都文京区)は13日、インターネットのように電力をやりとりできるセル(小区画)型電力供給システムの中核を担う電力ルーターを試作開発したと発表した。電力ルーターの開発は世界初。同コンソーシアムのアドバイザーである米電力研究所(EPRI)が2013年春をめどに、米国のEPRIノックスビル研究所で実証実験を行う。 試作開発した「デジタルグリッドルータ」は、インターネットを経由して、指定した複数地点間で電力の識別や融通を可能とする。 NEC、日立製作所、オリックス、兼松エレクトロニクス、日本ナショナルインスツルメンツ、国内ハウジングメーカーの6社と東京大学が連携して試作した。 デジタルグリッドルータは、伝送線上で独立した電力パケットをインターネットプロトコル(IP)アドレスと紐づけて送る