今日は「副作用と症状の違い」というテーマでお話します。 特に分裂病における薬を中心にお話を進めます。精神科の薬では「向精神薬」があります。これは精神機能に影響を及ぼす薬で、まず最初は「催眠剤」があります。これは睡眠薬です。そしてこの薬は精神科だけではなくて、内科などでもよく使われている薬です。 ◇抗精神薬の働き 副作用の話の前に、抗精神病薬にはどのような働きがあるか見てみましょう。 分裂病の患者さんは急性期には幻覚(幻聴)、妄想(誤った思い込み、被害妄想)、あるいは興奮が高まっていたり、夜眠れない、多弁、多動、滅裂などがあります。これらを一まとめに陽性症状といいます。 そして治療を行いますが、ここで抗精神病薬を使った薬物療法の治療が行われます。分裂病の薬物療法は急性期の様々な症状を抑える必要があります。したがって薬の作用から見てみますと、最初に「抗精神病作用」があります。これは抗妄想 ・幻
いよいよ来週6月23日にリスパダールコンスタが発売になるが、薬価がベラボーに高く決まったため、精神病院が発売後すぐに採用することを躊躇うのではないかと思った。 なんと、25㎎アンプルで23000円以上もするのである。 25㎎ (2㎎) 37.5㎎ (3㎎) 50㎎ (4㎎) いったい、いかなる感覚でこれを決めたのであろうか?このご時世に・・(みたいな) リスパダールコンスタは1ヶ月に2回筋注しなければならないので、2㎎相当でも45000円以上もかかる。4㎎相当だと8万円近いではないか(50㎎製剤は25㎎に比べ割安になっているため)。 6㎎だと・・絶句である。 この金銭感覚は、エビリファイの液剤の薬価設定に似ている。 リスパダールコンスタは筋注後、効果の発現が遅いが、効きはじめると従来の内服治療に比べいくつかのメリットがあるらしい。1つは副作用が少ないこと。これはいろいろ理由が思いつくが
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