一定の安全基準を満たしたIoT・スマートホームデバイスを認証して消費者がよりよい製品を選択できるようにすることを目的として、バイデン政権がサイバーセキュリティ認証およびラベル表示プログラムを発表しました。これにより、アメリカ国立標準技術研究所(NIST)のセキュリティ基準を満たしたデバイスには「USサイバートラストマーク」と呼ばれる認証ラベルが付与されるようになります。 Biden-Harris Administration Announces Cybersecurity Labeling Program for Smart Devices to Protect American Consumers | The White House https://www.whitehouse.gov/briefing-room/statements-releases/2023/07/18/biden-
<サイバー空間では台湾「有事」はすでに始まっている? 中国スパイ工作の実態と、台湾「防衛戦」の実態を現地取材> 2023年5月、中国の政府系サイバー攻撃グループが、米セキュリティソリューション企業バラクーダネットワークス社の提供する電子メールセキュリティ対策ソリューションにハッキングで侵入していたことが明らかになった。世界各地でこのシステムを導入していた数百に上る官民組織が被害に遭い、そのうちの3分の1は政府機関だったという。 また中国政府系ハッカーらは最近、ケニア政府へのハッキング攻撃で政府予算がらみの機密情報を盗もうとしていたことが明らかになっている。こうしたケースをはじめ、中国政府系ハッカーは世界中で幅広く情報窃取などスパイ工作を繰り広げていることがわかる。 こうした情報窃取のためのサイバースパイ工作は大きな問題だが、それよりも深刻だと言えるのは、国家の重要インフラなどへのサイバー攻
こんにちは。 久しぶりに帰省したところ、実家の給湯器のリモコンがIoT対応の製品 RC-G001MW-2 (ノーリツ)になっていました。これはハックしなければならないと思っていじってみたところ、HEMS向けの機能を利用することでわりと容易に制御できたので記事にしてみた次第です。 (画像:ノーリツ公式サイトより) 成果物のコマンドラインツールはnpmに公開しているので、同じモデルや同一プロトコルに対応した給湯リモコンをお持ちの方は実験できるかもしれません(詳細は記事末尾参照)。 HEMS HEMS (Home Energy Management System)とは宅内のエネルギー使用量を管理・可視化する装置です。昨今のIoT対応家電はHEMSとの連携が前提になっているものも増えているようです。 ECHONET Lite HEMSのために国内で策定された通信規格がECHONET Lite(エコ
STMicroelectronicsとAmazon Web Servicesは、IoT機器とAWSクラウド間を完全かつ安全に接続するため、「Arm TF-M」ベースの新しいレファレンス実装を開発した。IoT機器開発キットとして提供する。 STMicroelectronicsとAmazon Web Services(AWS)は2022年5月11日、IoT(モノのインターネット)機器とAWSクラウド間を完全かつ安全に接続するため、「Arm TF-M(Trusted-Firmware)」ベースの新しいレファレンス実装を開発したと発表した。IoT機器開発キット「B-U585I-IOT02A」として提供する。 同レファレンス実装は、組み込みシステム用のArm TF-Mファームウェアに、オープンソースの「FreeRTOS」、32ビットマイクロコントローラー「STM32U5」、EAL5+認証取得済みのセ
はじめに エンジニアやデータサイエンティストの人材育成のためのオープンソースな教材を探していたらMicrosoftがGitHubでかなり質の高い教材をweb開発、データサイエンティスト、機械学習、IoTの四項目を対象に提供してるのを発見したため共有したいと思う。 正直、マイクロソフトと聞くとGoogleやらFacebookに比べていけてないイメージを持っていたけど、実際にMicrosoftのGitHubレポジトリを見て、彼らはここ数年で大きく変わったように思える。特に人材育成や学習教材に関しては世界一かもしれないなんて思っています。本記事では筆者が自信を持っておすすめするMicrosoftのオープン教材を紹介するのでぜひ自身の勉強や人材育成に生かしてもらえれば本記事を執筆した甲斐があります。(もちろん僕がお勧めしているだけでなくてGitHubのスター数も多く世界的に認められています!) こ
Nature株式会社VPoEのid:Songmuです。当社でもエンジニアリングブログを始めることにしました。 NatureはIoTスマートリモコン製品のNature Remo1を主力製品としていますが、家庭の電力マネジメントのためのIoT製品スマートエネルギーハブNature Remo E2や、電気小売事業のNatureスマート電気3も提供しています。目指すところはクリーンエネルギー100%の世界の実現で、お客様に利便性と同時にエコであるという、気持ちの良いライフスタイルを提供したいと考えています。 先日、Nature Remoは累積販売台数30万台を越えました4が、エンジニアはハードウェアエンジニアが2名、ソフトウェアエンジニアが8名の体制です。ハードウェアも含め、技術領域が多岐にわたっているため、まだまだエンジニアを募集中です。 さて、今回は最初のエントリということで、Natureで使
Seeed K.K.の松岡です。 本日、Seeed本社からreTerminalが発表されました。 製品コンセプトとポイントを書いておこうと思います。 reTerminalとは? 4/15にSeeedが発表した、工業用IoT端末ハードウェアです。 www.seeedstudio.com Seeed製品の多くは基板むき出し状態です。価格が安くて助かるのですが、オフィスや工場で使うには少し不安がありました。タッパー容器やプラスチックケースを加工して、基板を収納して使用しているという話をときどき聞きます。 reTerminalはオフィスや工場で安心して使える製品ということで、専用のケースを設計し、画面表示やタッチパネル、インターネット接続といった、IoT端末に求められる機能を一体化しました。また、用途に応じて機能を拡張できるように、背面に拡張コネクタを用意しました。 ハードウェア 心臓部は、Ras
みなさんこんにちは、ソラコムの松下(ニックネーム:Max)です。 このブログでは、ソフトウェアエンジニアの方に向けた「IoTのハードウェア開発するなら揃えておきたい入門向けツール」を4つご紹介します。 ツールの存在が、開発やデバッグの効率を向上 IoTは「遠くに離れたモノや、現場で起こっているコトをデジタル化する技術」で、すでに様々な業界や現場で使われています。昨今では、買ってきたその日に使えるIoTボタンやセンサー一体型デバイス、AIカメラといったIoT製品を利用することで、アイデアをすぐ形にすることができるようになりました。 一方で、より高度な事を行いたい、または、今ある機器やセンサーとつなげたい場合はハードウェアの開発を行うことになります。ソフトウェア開発はIDE(統合開発環境)やログサービスを使うことで、変数といった内部構造や状態を確認できるため、開発やバグを取り除くデバッグが容易
Dark Readingの記事を読んで、IoT端末の脆弱性だけではなく、ネットワーク全体の保護の観点が抜け落ちていそうで不安になりました。 www.darkreading.com 組織が直面するリスクは、IoTの採用ペースによって悪化します。InternationalDataCorporationの予測では、2025年までに416億の接続されたIoTデバイスまたは「モノ」が存在すると予測されています。 さらに、COVID-19のパンデミックにより、エンタープライズネットワークの境界が破壊されました。現在、ネットワークはリモートブランチ、モバイル従業員、さらには自宅を含めて高度に分散されているため、多くの組織はこれらのIoTデバイスとトラフィックをほとんど把握できません。 問題をさらに悪化させているのは、現在パーソナルIoTデバイスを含むIoTデバイスのこれらの分散ネットワークは、機密性の高
またお得なAmazon Monitronスターターキットもご用意されています。 (取り付けキット、5 個のセンサー、ゲートウェイのセット) 運用費用 Amazon Monitronはセンサー1つあたり年間50USDのランニングコストがかかります。 費用例 ■要件 5つのモーターを監視する必要がある。 上記を実現するためにAmazon Monitronスターターキットを購入し、 モーターごとに1つのセンサーを取り付け3年間使用した。 ■試算結果 スターターキット購入費用(715USD)+ センサー年間利用費用×5(250USD)×3年分 = 1465USD(3年間利用費用) 注意事項 ■ Amazon Monitron 利用可能な地域について 米国、英国、およびEUのみで利用可能です。(2021/04/16時点) ■必要なモバイル端末について Android8.0以降のスマートフォンが必要で
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