米ラスベガスで現地時間6日から開催される国際家電見本市「コンシューマー・エレクトロニクス・ショー(CES)」の主役は、ここ数年でモバイルからIoT(モノのインターネット)に大きく変わりつつある。こうした動きを受け、いち早くIoT分野へ舵(かじ)を切っていることを米通信大手のAT&TがCES会場で示した。車の通信でトップを確保これまでの米携帯業界は、日本と同様に2年間の契約を条件に高額なスマートフォン

米通信大手のAT&Tは5日、米ラスベガスで開催される国際家電見本市「コンシューマー・エレクトロニクス・ショー(CES)」の会場近くで開発者会議「AT&Tデベロッパー・サミット」を開催、法人向けサービスの戦略強化とIoT(機械のインターネット)関連の開発ツールを発表した。米国ではスマートフォン、タブレット一辺倒だったモバイルビジネスが転機を迎えるなかで、AT&Tは、ウエアラブルやIoT機器をサポー
予想通り「iPhone6」と「Apple Watch」が発表され、「目新しくない」などと批判も出ているが、それはむしろ本コラムで前に指摘したように、アップルが「脱ガジェット」へと順調に進んでいる証、という見方もできる(関連記事:脱ガジェットの静かなる世代交代 )。既にてんこ盛りの「スマホ」の上にこれ以上何か盛ろうとするのは、もはや無理なのだ。 アップル製品がサンフランシスコで発表されたのと同じ日、ラスベガスでは毎年恒例のモバイル業界展示会、CTIAが開催されていた。こちらの業界でも、「脱ガジェット」を目指す通信キャリア業界の方向性は、残酷なほど明白だ。 かつての主役、サムスン電子、LG電子、ノキア、モトローラ、ブラックベリーなどの端末メーカーが大半不在であった、というだけではない。ここ数年で、華やかな見本市から「政治ショー」にすっかり役割を変えたこの展示会のテーマは、通信キャリアが脱ガジェ
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