システム開発の現場では、SQLを活用してテーブルへの更新や挿入、削除を行うことは基本の業務です。しかし、テーブルの同期を行う際にUPDATEやINSERT、DELETEをそれぞれ記載していると、冗長なプログラムとなり、デバッグや修正作業が大変になることも考えられます。 SQL ServerではMERGE文が利用でき、UPDATEやINSERT、DELETEをまとめてコーディングできます。ここでは、MERGE文の活用方法を確認していきましょう。 システム エンジニア 同じ構造を持つ2つのテーブルを同期するよう仕様書に明記されています。この場合、UPDATEとINSERTとDELETE用のサブルーチンを設けてコーディングする必要がありますよね? プロジェクト マネージャー 確かに、それぞれのルーチンを準備するのもひとつのやり方です。でもここは、ワンランク上のプログラマーを目指すためも「MERG