メキシコ北部サンペドロガルサにあるファストフード大手マクドナルドの店舗で26日、ビッグマックやチキンマックナゲット、フライポテトで祝う結婚式が開かれた。 式を挙げたのはファストフードが大好きだというカップル。新婦は地元メディアの取材に「招待客の中には、冗談だと思っていた人もいるようだ。両親は仕方なく承諾した」と話した。 メキシコのマクドナルドによると、中南米のマクドナルドで結婚式が開かれるのは今回が初めて。香港のマクドナルドでも、先月から結婚式の予約を開始している。(ロイター)
麻薬密売組織が跋扈(ばっこ)し、組織同士の抗争や政府との対立で多数の死者が出ているメキシコで、20歳の女性が警察署長に就任した。 大学で犯罪学を学んでいるマリソル・バジェスさんで、1児の母でもある。AP通信などによると、20日、北部チワワ州にある人口約8500人の町プラセディスで警察署長に正式に就任した。 この町は、かつては農耕地帯にある静かな町だったが、二つの麻薬組織が麻薬輸送ルートの道路をめぐって抗争し始めてから一気に治安が悪化、警察官らが殺害される事件も続発。多数の住民が逃げ出した。 こんなところで、若い女性に警察署長が務まるのだろうか。バジェスさんは就任後の会見で、女性の職員をもっと増やし、住民との交流を深める方針を示した。「私の部下が一軒一軒訪問し、犯罪者を見つけたり、市民にふさわしい価値観を教えたりするようになれば」と抱負を語るバジェスさん。2人のボディーガードがついているが、
刑務所長が囚人を一時解放し18人の市民を殺害させる…メキシコ メキシコ連邦検察当局は25日、北部ドゥランゴ州の刑務所長らが収監中の受刑者たちに武器と車を与えて一時解放した結果、18人の市民が殺されたと発表した。今年2月以降、同様の事件による犠牲者は計35人に上る。殺害の動機は、対立する麻薬密売組織への復讐(ふくしゅう)。殺人を終えた受刑者たちは監房に戻り、通常通りに服役している。 刑務所長が受刑者たちを塀の外へ逃がし、殺人をアシスト―。B級映画のシナリオでもなかなかお目にかかれないような事件がメキシコで発生していた。 北部ドゥランゴ州ゴメスパラシオ近くにある刑務所のマルガリータ・ロハス所長や看守ら4人は今月18日未明、複数の囚人を監房から出し、自動小銃などの武器を与えて刑務所の専用車両を用意した。5台のSUV車に分乗した受刑者たちは一路、隣のコアウイラ州トレオンの郊外へ出発。そして、酒に酔
「新型」判明後の致死率0.2%=背景に社会・経済的要因−メキシコ・ジェトロ 「新型」判明後の致死率0.2%=背景に社会・経済的要因−メキシコ・ジェトロ 新型インフルエンザによる死者の大半が集中し、致死率が約2%と非常に高いメキシコでも、新型ウイルスによる感染症と判明した後の致死率は0.2%にとどまることが23日、分かった。日本貿易振興機構(ジェトロ)メキシコセンターがまとめた。死者の7割は最終学歴が中卒、もしくは初等教育しか受けておらず、死亡の背景に社会・経済的な要因があると指摘している。 同センターは、政府発表に基づき、19日までの状況を整理した。死亡例は続いているものの、発症日で見ると、新型インフルエンザと判明し政府が緊急対策を取った4月24日より前の発症者が9割。その時点までの死亡率は11.1%に上ったが、同日以降に限定すると0.2%。「国民に注意を呼び掛け、早期に治療を受けさせれ
【ロサンゼルス=堀内隆】メキシコからの報道によると、メキシコのコルドバ保健相は27日朝、豚インフルエンザ感染が疑われる死者が149人に増えたと明らかにした。感染の疑いで入院した人は1995人になった。うち1070人はすでに退院しているという。前日夕方に発表された死者数は103人で、感染者数も死者数の増加も、日を追ってペースが速まっている。 コルドバ保健相は、首都メキシコ市など感染が集中する地域に限っていた学校閉鎖の措置を5月6日まで全国に拡大することも発表した。
【ニューヨーク=松尾理也】ロイター通信によると、メキシコのコルドバ保健相は26日夜、同国の豚インフルエンザによる死者数が103人に達したと発表した。また、感染が疑われる患者数は1614人に増えた。うち、約400人が入院しているという。 メキシコ当局は26日朝の段階で、感染者数を約1400人と見積もり、うち死者数を86人としていた。 コルドバ保健相は、感染者が全体で何人に上るかはまだ把握し切れていないと述べた。メキシコでは、日を追って豚インフルエンザの感染が拡大しているのに加え、以前からの感染者に関しても当局の目が届いていない部分がかなりあるのではないかと指摘されている。
メキシコ、米国で広がる豚インフルエンザをめぐっては、世界保健機関(WHO)が25日、「緊急事態」と認定する一方、警戒レベルの引き上げを見送り、「脅威」の評価に揺れが見られる。 発生地メキシコでも航空機が通常通り発着するなど、「封じ込め」は必ずしも徹底していない。その分、日本としては水際でのウイルス上陸阻止が重要だ。 メキシコで25日発令された「非常事態宣言」は、移動の自由など国民の権利を一部制限してでも、ウイルス「封じ込め」にかける政府の決意を示した。「深刻な事態だが、ともに乗り越えよう」と訴えたカルデロン大統領の言葉には悲壮感が漂っていた。 しかし、26日も、米国やグアテマラとの国境では通行制限などの措置は取られていない。メキシコ市国際空港では、乗客に質問票が配られ、発熱や頭痛などインフルエンザ特有の症状がある人に旅行を取りやめるよう当局が求めているが、強制的に旅行を中止させたとい
【ワシントン=山本秀也】メキシコ、米国で人への豚インフルエンザ(H1N1)の感染が多数確認されたことを受け、世界保健機関(WHO)は25日、専門家による初の緊急委員会を開催、新型インフルエンザにあたるかどうかの検討など、感染拡大防止策などについて協議する。WHOは新型インフルエンザの大流行に備えて警戒レベルを6段階に分類しており、現在は人から人への感染が全くないか限定的な状態である「3」にしているが、人から人への感染が増加する兆候のある段階とされる「4」に引き上げるかどうかも協議する見通し。 緊急委員会は、発生した問題が保険に関係する「国際的な緊急事態」かどうかをWHO事務局長が諮問するために開く会合で、現行制度が発効した2007年6月以来、初めての開催となる。 メキシコのコルドバ保健相は24日、感染の疑われる死者がメキシコ市や同市北部のサンルイスポトシなどで68人、感染者が1000人を超
メキシコ市で25日、重さ2トン余りのチーズケーキがつくられ、同種の記録がなかったため英国のギネス・ワールド・レコーズに世界最大と認定された。スペイン通信などが伝えた。 重さ2133・5キロで、直径2・5メートル、高さは56センチ。2万人分といい、慈善団体に配られた。 55人のシェフが4日がかりで調理。クリームチーズ800キロ、ヨーグルト800リットル、砂糖250キロ、イチゴ100キロを使った。(共同)
【ロサンゼルス=松尾理也】政府が麻薬密輸組織取り締まりに軍を投入し、「麻薬戦争」ともいえる状態が続いているメキシコで、頭部を切断された兵士ら9人の遺体が一度に発見される事件など麻薬組織の残虐な報復が多発し、国民を恐怖に陥れている。麻薬組織がらみの殺人は今年に入って5376件と、2007年の2倍以上に急増。こうした動きに、米政府は「わが国が直面する最大の脅威のひとつ」と危機感を募らせている。 21日、9個の頭部と頭部のない遺体9体が発見されたのは、南部ゲレロ州の州都チルパンシンゴ。兵士8人と元警察幹部1人の遺体とみられる。頭部はポリ袋に詰められ、「われわれを1人殺せば、お前たちは10人死ぬことになる」とのメモとともに、市内のショッピングセンターに放置されていた。 メキシコでは、現カルデロン大統領が2006年12月に就任すると同時に、国家的課題として麻薬組織の撲滅を宣言。腐敗が指摘されてきた警
[メキシコ市 23日 ロイター] メキシコで、テオティワカン遺跡のピラミッド群近くのサーカスで飼育されていたゾウが脱走して道路に飛び出し、バスと衝突した。この事故でゾウとバスの運転手が死亡した。メキシコ国内メディアが伝えた。 推定40歳の雌のゾウ「ヒルダ」(体重約5トン)は22日夕、餌の時間に門を突き破り脱走、その後、深夜近くにメキシコ市近郊の幹線道路に飛び出した。 国内メディアが警察の話として伝えたところによると、バスはゾウを避けようがなかったという。 ウニベルサル紙は、「ヒルダが餌を食べられるように拘束を解いた。こんなことは今まで全くなかったが、突然全速力で走り出し門を突き破ってしまった」とのサーカスの飼育員の1人(22)のコメントを掲載した。
8月26日、メキシコの麻薬探知犬が移動中に盗まれていたことが明らかに。写真は麻薬がらみの事件で捜査を行うメキシコの警察及び軍関係者ら。5月撮影(2007年 ロイター/Tomas Bravo) [メキシコ市 26日 ロイター] メキシコのエリート麻薬捜査班とともに任務に当たっていた優秀な麻薬探知犬が、航空機で移動する際に盗まれていたことが分かった。代わりに雑種の子犬が残されていたという。検事当局が明らかにした。 この探知犬「レックス4」はほかの警察犬7頭とともに、北部シナロアでの任務に向かうためメキシコ市を出発。シナロアの空港に到着後、担当官がレックス4のおりの中に雑種の子犬を見つけたものの、レックス4の姿はなかった。 治安省の広報担当者は26日、ロイターに対し「過去17年間でこのような事件を目にしたことはない」と発言。麻薬密輸業者がこの探知犬を通して新しい麻薬の隠し方を考えつくことが懸念さ
ロイター調査:米雇用統計悪化で早期大幅利下げ観測強まる 2008年 10月 4日 10:30 JST [ニューヨーク 3日 ロイター] ロイター調査によると、米連邦準備理事会(FRB)が早期に大幅な利下げを余儀なくされるとの見方が強まった。信用危機に対応するため10月28─29日の連邦公開市場委員会(FOMC)前に緊急利下げに踏み切るとみる向きもある。 記事の全文
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