組み込みソフトウェア/ハードウェア開発における技術力の向上、改善・最適化などを幅広く支援する“組み込み開発エキスパート”のための情報フォーラム
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スケーラビリティを持つマイコンアーキテクチャで 自動車のソフトウエア開発効率化に貢献する 金子 博昭 氏 NECエレクトロニクス マイクロコンピュータ事業本部 自動車システム事業部長 半導体大手メーカーとして知られるNECエレクトロニクスだが、2005年後半から2年以上にわたって営業赤字となるなど厳しい経営状態を強いられている。現状を打破し、通期の営業黒字化からさらなる成長をめざすために、デジタル民生分野とともに事業再構築の2本柱として期待されているのが自動車分野である。自動車システム事業部長の金子博昭氏に、着実な成長を見せる車載マイコン事業の現状と今後の戦略について聞いた。 NECの半導体事業は、マイコン製品を開発してきた歴史は長い。車載用では、1980年代からカーラジオ用に多数採用されており、現在でもカーオーディオ用マイコンでは世界トップシェアを持つ。しかし、車載用途ということで専
Volume 81 (2007/12/27) カーナビの進化を支える"NaviEngine":世界初(*1)、SMP型マルチコアを搭載 車載機器として不可欠となったカーナビは、便利さを提供する経路案内からエンターテインメント情報や、安全・安心をドライバに伝える情報機器へと進化しています。当然ながら、システムの進化とともにCPU性能の向上が求められています。NECエレクトロニクスでは、カーナビ用としては世界ではじめて*1対称型マルチコア・プロセッサ*2を使用したシステムLSI「NaviEngine」を開発しました。驚異的な高性能だけでなく、車載機器向けとして必須となる低消費電力や高信頼性を実現した「NaviEngine」の開発背景について、開発に携わった吉田正康氏にお聞きしました。 2002年ごろ、車載情報の中枢として重要な役割を担うことになるカーナビ用システムLSIの開発が決定し、まず市
本ウェブサイトでは、JavaScriptおよびスタイルシートを使用しております。 お客さまがご使用のブラウザではスタイルが未適応のため、本来とは異なった表示になっておりますが、 情報は問題なくご利用いただけます。 NaviEngine® カーナビは、全世界で年間1000万台の市場を持ち、今後ハイエンド機種を中心に車載カメラを活用した運転支援機能が追加されるなど、より一層の安全・安心に寄与するようになっていくことが期待されています。 NECエレクトロニクスでも、今後の自動車のインテリジェント化に必須な頭脳部分を担う装置としてのカーナビの進化に期待し、注目分野としてマイコンを中心として半導体ソリューションの確立に努めてまいりました。 その最も大きなものがマルチコア技術です。 NECエレクトロニクスではNEC中央研究所と共に20年来研究を進めて参りましたが、2000年に発表した「M
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