最後に首位に立ったのは2009年だったから、実に7シーズンぶりのことになる。J1ファーストステージ第3節を終えた時点で2勝1分の勝点7を獲得し、単独首位に躍り出た川崎フロンターレのことだ。 当時の監督は関塚隆(現ジェフ千葉監督)で、前線にはジュニーニョとチョン・テセ(現清水エスパルス)が君臨。ゴールを守っていたのは川島永嗣(現ダンディー・ユナイテッド)だったから、やはり隔世の感がある。 まだ3試合を終えただけだから、この時点での順位に大きな意味はないが、風間八宏監督が'12年4月に就任してからここまで、スタートで躓くことが多かったから、「今年はひと味違う」との印象を感じさせる。 名古屋グランパスとの第3節は、一時は逆転されながら、大久保嘉人と中村憲剛のアベックゴールで3-2とひっくり返した劇的な展開だったが、それ以上に「ひと味違う」という印象を強めているのは、サンフレッチェ広島、湘南ベルマ