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僕はGo言語が好きだ。そのGoがもたらす恩恵のひとつとして、例外周りのセマンティクスがある。 Goでは例外はerrorという型の値に抽象化され関数の返り値として記述することが多いというのはご存知だと思う。 func GetUser(id int) (*User, error) { // do some thing ... if err != nil { return nil, err } return user, nil } 上記の例のように、複数の返り値を設定できる言語機能を利用して、 第一にその関数に期待する主要な出力のデータ、第二に関数内で発生した例外(error型の値)を伝播させるのが一般的な記述だ。 この if err != nil {return err} を毎回書くのが(たとえコピペでも) 「めんどくさい」、「冗長だ」という意見を持つプログラマもスクなくはない。 個人的には気
Hugo v0.56 がリリース Hugo 0.56.0: Hugo Modules and Deployment | Hugo 今回のリリース Hugo v0.56 では Hugo Modules と Hugo deploy の二つの新機能が実装されました。この記事ではそれらの紹介をします。 homebrew-core の Hugo は既に v0.56 へ更新されています。Docker で試したい方は Docker image of Hugo extended version を使ってみてください。GitHub Actions で試したい方は GitHub Actions for Hugo extended をどうぞ。もちろん Release v0.56.0 - gohugoio/hugo からバイナリをダウンロードして実行もできます。 Hugo Modules Hugo Modules
jqはとても便利なコマンドです。 JSONを返すAPIを実装するときや、SaaSのAPIから特定の情報を抜き出してシェル変数に代入するときなど、web開発や運用には欠かせないツールとなっています。 しかし、私にとってjqのクエリを一発で書くのは容易ではなく、思い通りの出力が得られないことがよくありました。 難しいエラーメッセージに悩まされて、jqで書くのを諦めて別の言語で書き直すこともありました。 jqの十八番と思える場面で使いこなせないのは、なかなか悔しいものがあります。 ツールを使うのが難しいなら、同じものを作ってしまえばよいのです。 jqの全ての機能を実装する jqを言語としてきちんと書けるようになる jqを完全に理解する jqの全ての機能を自分で実装してしまえば、jqがどういうものか、クエリがどのように処理されるのか、詳しくなれるはずです。 jqを得意な言語と言えるようになって、ク
Google の方からお誘いを頂き、Google Developers Expert (Go) になりました。 僕のこれまでの Go に対する活動を評価頂けました。僕が Go を触り始めたのが2009年、今から10年前でした。Go はまだメジャーリリースすらされておらず、誰も仕事で使っていない言わばホビー言語でした。 一部のアーリーアダプタが「この言語、面白い」という言葉を残し飽きて来た頃、僕は職場で自前のツールを Go で書くようになりました。それまではC言語でした。 マルチプラットフォーム、速いコンパイラ、ポータビリティの高さ、簡単な記述での並行処理、色々な物に惹かれました。特に、シングルバイナリで動作し、コンパイルし直しさえすればソースコードを書き直す事なく Windows で動き、なおかつマルチバイトの問題も発生しない、こんな夢の様なプログラミング言語はそれまで見た事が無かったので
こんにちは、sue445です。今期の嫁は キュアミルキー です。 tl;dr; GitLabとSlackを使ってる場合は https://github.com/sue445/gitpanda が キラやば〜っ☆ なくらい便利なのでみんな使ってください☆ 前置き ピクシブ社内での開発にはGitLab(オンプレ)とGitHub(GHEではない方)が使われています。 コードレビューの依頼などでSlackにPullRequestのURLを貼ることが多いと思うのですが、GitHubのURLをSlackに貼ったら勝手に展開されて便利ですよね。 GitLabにもOGPがあるのでpublicなリポジトリであればSlackに貼った時に展開されます。 しかし業務で利用しているGitLabのリポジトリは外部から容易にアクセスできなかったり、ログインしないといけないページなのでSlackにURLを貼ってもOGPが
Build a web front-end in Go that runs in your browser, today. Pure Go. Targets WebAssembly (and/or server). Modern browsers supported. Experimental, for now. Really cool. Vugu: A modern UI library for Go+WebAssembly Inspired by tools like Vue, React and Angular, Vugu is a library written in Go and able to run in modern browsers using WebAssembly. PLEASE NOTE: This is experimental technology! (read
こんにちは、メルペイのライブラリとか作るおじさんの @vvakame です。 インフラ編に続きGraphQL(API)編です。 MTC2018のカンファレンスLPのGraphQLによるAPI実装について紹介していきます。 リポジトリをこちらで公開しているので気が向いたら見ていってください。 Playgroundもあって、しばらくは生きている状態のままだと思います。 GraphQLやっていき 筆者は最近GraphQL、特にGo言語用のライブラリであるgqlgenに入れ込んでいます。 そこで、APIの実装にGraphQLを使うことによりgqlgenの使い方を社内に示し、ついでクライアント側の人たちにGraphQLの良さを体感してもらおう!という思惑です。 MTCでもCSToolをgqlgenでやっていき!という話題がありましたし! …と思ったらアプリの人たちはFlutterを選び、Dartには
こんにちは、アプリケーション基盤チームの青木(@a_o_k_i_n_g)です。 一般的な Web アプリケーションがそうであるように、サイボウズのグループウェアにも画像をサムネイルで表示する機能があります。サイボウズでは日々数万件やそれ以上のサムネイルを生成しており、それらは全て ImageMagick によって生成されていました。 そこで得た知見はこちらの記事で公開されています。 blog.cybozu.io しかし現在、サイボウズから ImageMagick は消え去りました。その理由と、我々が取った代替手段について紹介します。 ImageMagick を外した理由 言うまでもなく ImageMagick は優秀なツールで、画像変換に関する何らかのサービスやツールを作る場合には採用の第一候補になることでしょう。あらゆる画像フォーマットに対応し、出力画像をきめ細かに制御できる膨大なオプシ
こんにちは、Webチームの柴山(@shikeapp0909)です。 今回は、弊社Webアプリ「mamanoko」の一部に処理高速化のためにGoを導入したので、どのように導入したかをご紹介しようと思います。 Railsで開発しているWebアプリ内にどのようにGoを取り入れたのか、実際のコード例を交えながら解説していきたいと思います。 なぜRails環境にGoを導入したのか そもそもなぜGoを導入することになったのかと疑問に思われるかと思います。 mamanokoはメディアサービスのため、ライターさんに文章を書いていただいています。複数のライターさんがおり、文章量も膨大になるため、表記揺れや誤字がどうしても出てきてしまいます。 そのため、文章校正が必要であり、以前からその機能を提供していました。 しかしこの文章校正の機能は記事の文章に対して表記揺れなどチェックしたい単語を総なめする処理をしてい
Googleが中心となってオープンソースで開発されているGo言語は、WindowsやmacOS、Linux、FreeBSD、iOS、Androidなど、さまざまなOSやCPUに対応したバイナリを生成できることが特長の1つとなっています。 そのGo言語のコンパイラが生成するバイナリにWebAssemblyが追加されました。WebAssemblyは、Webブラウザ上でネイティブコードに近い実行速度で高速に実行できるバイナリフォーマットです。 WebAssemblyのサポートは昨年2月から検討がはじまり、先月末に最初のコードがコミットされた状態で、現在も開発が進んでいます。 GOの今後のバージョンアップで正式にWebAssemblyがサポートされる見通しです。 Go言語はサポートするOSやCPUの種類をそれぞれ「GOOS」と「GOARCH」の値で示しています。例えばWindowsのGOOS値は「
Go Conference 2018 Spring
前にRubyでtry-with-resourcesが使いたいという話を書いてそのときにリリースしたgemもあるが、人類の安全に・便利にリソースを解放したいという欲求には際限がない。 try-with-resources は便利なんだけど欠点がないわけではなくて、リソースの確保と解放を一ヶ所でまとめてやらないとネストが深くなる。複数箇所に分けて書くならネストも2段になってしまう。 これはこれで整理されたコードを書く圧力になるので悪くない面もあるんだけど、とはいえもうちょっと自由にやりたい、いい方法は無いもんか、という話。 defer ある。Golangの defer が便利そう。defer foobar って書いとくと、そのスコープを外れるときに自動的に foobar の内容が実行される。あるスコープのどこに何度書いてもいい。これは便利。 # GolangのdeferのままRubyにもってき
An energy map (edge detection) is generated from the provided image. The algorithm tries to find the least important parts of the image taking into account the lowest energy values. Using a dynamic programming approach the algorithm will generate individual seams across the image from top to down, or from left to right (depending on the horizontal or vertical resizing) and will allocate for each s
Go 関連の本を読んだり,サンプルコードを写経するだけではなく,もっと実践的に勉強したいなと思って調べていたら,VOYAGE GROUP の Treasure 2017 と言うインターンシップの研修資料が GitHub に公開されていることを知って,さっそく挑戦してみた.数日間取り組んでみて,とにかく素晴らしかったので,紹介したいと思う.suzuken 先生,素晴らしすぎます! Go入門 GitHub - voyagegroup/talks 学べるテーマ Go の研修資料とは言え,幅広いテーマで Go を学ぶことができる点が素晴らしかった.ザッと挙げるとすると以下のようになる.テーマを見るだけで,もうワクワクしてくるのではないだろうか? アルゴリズム実装とテストコード フィボナッチ数 スタック CLI net/http curl 実装 スクレイピング実装 コンカレンシー goroutine
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