中学生の将棋棋士、藤井聡太五段が17日、羽生善治二冠らトップ棋士2人を連破して、トーナメント戦で初優勝しました。 藤井さんは同時に中学生として初の六段になり、60年以上更新されていなかった棋戦の優勝と六段昇段の最年少記録を塗り替えました。
「藤井四段は中学生のうちにタイトルが取れると思いますか?」 藤井聡太四段が連勝街道を突き進んでいた時、藤井四段を追いかけるマスメディアの方たちから、筆者はよく尋ねられました。藤井四段は7月19日に誕生日を迎え、現在15歳になったばかり。まだ、中学3年生です。 「藤井四段が中学生のうちに、タイトルを取れるかどうかはもちろん、注目されるところです。取れるかもしれないですし、取れないかもしれません。そのどちらかだと思います」 筆者はきっぱりと、そう答えることがありました。堂々と言っているわりには、何も答えていない。将棋界ではいくつか、そういう「言い回し」があります。 将棋界では現在、竜王、名人、王位、王座、棋王、王将、棋聖に、新たに叡王(えいおう)を加えて、全部で8つのタイトル戦があります。それらの棋戦を勝ち抜いてタイトルを獲得すれば、トップクラスの棋士の一人とみなされます。 1990年、早熟の
ついにやってしまいましたね。藤井聡太四段がプロデビューから負けなしの28連勝を飾ったことで将棋界のみならず大きな話題になっています。 ここまでくるともう勝つ度にニュースとなり全国を駆け巡るので、嫌でも将棋の話題を耳にする人も多いでしょう。 ただ将棋界・将棋のプロ制度は一般的にはあまり知られていない側面も多い業界です。 そこで将棋のプロ制度を全くご存知ない人のためにFAQ形式で学んでいく増田を書きました。藤井四段のみならず将棋界がニュースになった時に一役買えたら何よりです。 Q.藤井くんってデビューしたてなのにもう「四段」なの?早くない?A. この疑問についてはプロへの道程から説明しなければなりません。 将棋のプロ棋士になるには日本将棋連盟の棋士養成機関・新進棋士奨励会(通称「奨励会」)に入会するのが最も一般的なルートです。 奨励会に入会すると、師匠推薦などで多少の上下はありますが基本的には
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