オランダ北部ウスウルト(Usquert)で、自宅ガレージの壁にできたひび割れを見せるElze Schollemaさん(2013年3月12日撮影)。(c)AFP/MAUDE BRULARD 【4月3日 AFP】オランダ北部の遠隔地にある、欧州最大のガス田の真上に住む人々は、ガス採取の影響で頻発するようになった地震に対する怒りをあらわにしている。 オランダ最北端からわずか数キロメートル離れたミッデルストゥム(Middelstum)に住むヤン・ボス(Jan Bos)さんとマルタ(Martha Bos)さん夫妻の家畜小屋では、壁に開いた長さ1メートル、幅5センチメートルの割れ目から、凍り付くような隙間風が吹き、冷たい日の光が差し込んでいる。また夫婦が住む20世紀初頭に建てられた家屋には、およそ15か所のひび割れがあり、玄関の床の一部は約7センチ沈下している。 48歳のマルタさんは「ここには25年も
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