日本では相変わらず幼児期の英語教育が人気である。早ければ早いほどいいと信じられている第二外国語の教育だが、最新の研究によると、実際に効果があがるのは、10歳以後であるということが判明した。 第二外国語を10歳前から学んでいた子供たちと、10歳以降に学んでいた子供たちを比較した結果、言語習得や解析処理の分野を司る脳の白質構造はまったく変わりがなかったという。 研究では、10歳から第二言語として英語を学び始めたという、英国に13ヵ月以上住んでいた外国人30歳前後の人20人を対象に脳スキャンをとった。そして彼らの脳スキャンを英語しか話さない同年代の25人の脳スキャンと比べてみた。その結果、10歳から英語を学び始めた人の白質構造は、より良い状態にあることが分かった。 第二外国語を学ぶことは、認知能力を鍛えることとなる。実験を率いた英ケント大学の心理学教授クリストス・プリアチカス氏は、バイリン
午後一番の授業で襲ってくる睡魔。その対処法として、昼寝を積極的に採り入れる学校がある。少し眠った後には集中力が高まり、効率も上がるという。夜型が進む現代社会では、大人も子どもも睡眠が不足がち。昼寝の効用が注目されている。 「みなさん、始めましょう」。校内放送に続き、モーツァルトの調べが流れた。生徒がカーテンを閉め、一斉に机に顔を伏せる。昼休みの喧騒(けんそう)は消え、静まりかえった。 福岡県筑前町の町立夜須中学校では4月から全校生徒が昼休み後の10分間、目を閉じる午睡の時間を始めた。「これでリセットできます」(3年の男子生徒)。当初は週2回、2学期からは生徒が任意で毎日続けている。 同町教育委員会が2月、夜須中の生徒にアンケートすると、平均睡眠時間は6時間52分だった。「授業中に強い眠気を感じる」と回答した生徒は63%にのぼった。大雄(おおたか)信英教育長は「午睡によって頭を休めたり、心を
ライフハッカー編集部さま 我が子には精神的に安定した幸せな大人になってもらいたいのですが、特に社会性に関しては困っています。というのも、2人の子どものうち1人はいつも独りで他人に興味がなく、もう1人はどうしようもない悪ガキなんです。この子たちに、生きていくうえで必要な社会性を学ばせるには、いったいどうしたらいいのでしょう。 「悩める親」より 悩める親さま お子さんの社会性に目を付けたのは素晴らしいことだと思います。なぜならそれは、勉強の成績や知能よりもずっと、人生の成功や幸福に大きく関わってくることだから(それに、誰だって映画『Mean Girls』のようないじめっ子を育てたくはないですよね)。今こそ、お子さんの社会的な知性に大きな影響を与えることができるチャンス。友だちの作り方や断る方法など、私たち大人だってまだ完璧でないことについて教えるときです。それらはいつまでも学び続けなければなら
大学修学能力試験を受ける韓国の学生たち(2008年11月13日撮影、本文とは関係ありません)。(c)AFP/JUNG YEON-JE 【10月3日 AFP】徹夜で勉強しやすくなり、記憶力が高まり、覚えたことを試験の本番で思い出しやすくなるといった、いわゆる「頭の良くなる薬」が米国の大学生の間で人気だ。この種の薬を服用する学生が急増していることから、将来、大学側は試験前に「ドーピング検査」を実施せざるを得なくなるかもしれない――1日発行の医学倫理問題をテーマにした専門誌「Journal of Medical Ethics」に、こうした「アカデミック・ドーピング」の可能性を指摘する研究論文が掲載された。 論文を執筆したのはシドニー大学(University of Sydney)の心理学者ビンス・カキック(Vince Cakic)氏。同氏によると、全米の大学を対象に調査したところ、全学生の4分の
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