3大ボトルネックを解消すれば終わり、ではない これまでの連載では、ディスクI/O、CPU、ネットワークI/Oの3つの観点で、大規模データを処理するときのボトルネックの傾向と改善点について説明しました。それらの改善策をすべてを実施すれば、もう何も心配する必要はないのでしょうか? 残念ながら、よかれと思って実施したチューニングがほかの箇所に影響を与える可能性があります。最終回となる今回は、その具体例を見ていきましょう。 データを圧縮した場合、CPUボトルネックが生じやすくなる 大規模データを扱うときは、データの総量を小さくしてストレージ装置のコストを削減するため、圧縮機能の利用を検討することが多いです。 データを圧縮する場合、RDBMSの機能を利用するのが一般的です。たとえばOracle Databaseには、以下のように何種類かの圧縮機能があります。 標準圧縮機能 OLTP圧縮機能(Adva
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