ブロケードコミュニケーションズシステムズといえば、イーサネットスイッチやSANスイッチなどのネットワーク機器で知られている会社です。しかし同社CEOのロイド・カーニー(Lloyd Carney)氏は、このハードウェア中心のブロケードのビジネスを、Vyattaを核とするソフトウェアのビジネスによって大きく変えようとしています。 ローエンドのネットワーク機器はなくなっていく 12月5日に都内で行われた記者会見でロイドCEOは、「スマートフォンの登場でローエンドのカメラ市場がなくなろうとしているのと同様に、ローエンドのネットワークスイッチはなくなっていくだろう」と発言。ローエンドのネットワークスイッチはx86サーバ上のソフトウェアで実装されたネットワーク機能に置き換えられていき、ハードウェアとしてのネットワーク機器はコアルータやスイッチのようなハイエンドなものしか残らなくなるとの考えを示しました
