米紙ニューヨーク・タイムズ(New York Times、NYT)の本社ビル(2011年4月21日撮影)。(c)AFP/Getty Images/Ramin Talaie 【7月30日 AFP】記事の正確さを自負する米紙ニューヨーク・タイムズ(New York Times、NYT)が29日、前編集長の名をかたって内部告発サイト「ウィキリークス(WikiLeaks)」を擁護する偽の記事に、まんまとだまされた。 昨年9月まで編集長だったビル・ケラー(Bill Keller)氏が執筆したと装った論説は「ウィキリークス、再追伸(WikiLeaks, a Post Postscript)」と題され、週末に同紙のウェブサイトを模した偽造サイトに掲載されていた。 偽ページは、リンクも全て本物の同紙サイト内へ飛ぶように作られており、あまりにも本物そっくりだったため、ほかならぬ同紙テクノロジー・エディターの