日本郵政グループの郵便事業会社と日本通運の宅配便統合問題で、ブランド名が郵政の「ゆうパック」に一本化されることが分かった。日通の「ペリカン便」は消滅することになりそうだ。 郵便事業会社が、日通との合弁会社「JPエクスプレス」を吸収する方針を決めたことにともなう措置。関係者によると日通側も「ゆうパック」へのブランド統一を了承した。 宅配便統合では当初、「ゆうパック」ブランドを使う方針が固まっていた。その後、郵便事業会社が日通の社員感情などに配慮。新ブランド立ち上げに方針転換した。しかし統合作業が進まず、郵政主導で再建策を講じることになり、ブランド名を「ゆうパック」に戻すことが決まった。