はじめに データサイエンスの普及とともに、個人投資家でもトレードをシステム化したり、投資判断にデータを用いる人はだいぶ増えてきた印象です。よく個人投資家はまるでカモのように言われますが、クレバーな個人投資家が最強だと思っています。 だって、機関投資家は目論見書通りの運用しかできませんし、オープンエンドなら解約がでれば否応なしに損切りしなければいけません。以前あるファンドマネージャーと飲んだとき、ファンドが失敗する最大の理由は狼狽した投資家の解約注文だと力説していたのが印象に残っています。また、億レベルを動かすファンドはマーケットインパクトが足かせになりますし、流動性の低い中小型株は買えません。一方、高流動な大型株は多数のアナリストに即座に分析されるため、適正価格への収束が早く予測可能性が低いです。だから、何でも好き放題売買できる個人投資家が最強だと思うのです。 すみません、いきなり話が脱線