SKYACTIV-X搭載のMazda3を、車軸の延長線上から捉えた一枚。FFの宿命ではあるがエンジンはフロントにオーバーハングしている これまで4度に渡って、Mazda3が驚くほど出来がいいことを記事にしてきた。そして、その浮かれ気分がスッと冷めたのが、前回の2.0ガソリンと1.8ディーゼルの国内向けエンジンの試乗会だった。一度目と二度目に乗った海外仕様のパワートレインについて「北米の嗜好(しこう)に合わせたセッティングになっていますので、日本仕様はまたセッティング変えてきますよ」と言われて納得していたのだが、その日本仕様は、少なくとも筆者の期待と違った。 マツダは人体の構造と、人が受ける感覚について驚くほど地道な研究を重ねて、Mazda3をこれまでのクルマと違うレベルに仕立てたのに、搭載されるエンジンとATが「並み」だったのだ。 関連記事 Mazda3国内仕様試乗で判明した「ちょっと待っ