Grails開発チームは29日(現地時間)、Groovy用ののWebアプリケーションフレームワークであるGrails 0.1を公開した。GroovyはJavaで実装されたスクリプト言語で、Java Community ProcessによってJSR-241として標準化が進められている。GrailsはGroovyによるアプリケーション開発を、設定ファイルやスクリプトの自動生成などを利用して低コストで行えるようにするフレームワークである。 現状のGrailsはコマンドラインベースのフレームワークとなっており、Webアプリケーションの開発をサポートする各種コマンドが用意されている。Grailsによる基本的な開発の手順は次のような形式になる。 コマンドによるプロジェクトの作成 データソースとプロパティの定義 ドメインクラスの定義 コントローラの作成 GSP(Groovy Server Pages)に