九州北部を襲った24日の豪雨の際、県がインターネットのホームページ(HP)上で随時更新している県内各地の雨量や主要河川の水位のデータにアクセスが集中し、同日午後7時ごろから約4時間半、接続されにくい状態になっていたことが分かった。 県河川課のHP「河川防災情報」は、県内の主要49河川などに設置された水位計や116カ所の雨量計のデータを掲載。データは無線を通じて送信されるため最大10分間隔で更新されるが、豪雨に見舞われた24日の午後7時-同11時半ごろまでは、アクセスしてもつながらない状態が続いた。現在は通常通り閲覧できるようになっている。 同課によると、システムに故障などはなく「急に雨が降り出して情報を求める人が殺到した」とみている。今後は当時のアクセス数を解析し、接続回線の容量を増やすことも検討するという。=2009/07/26付 西日本新聞朝刊=