スペイン・カナリア(Canary)諸島のテネリフェ(Tenerife)島の動物園で2か月前に2匹の赤ちゃんを産んだナマケモノ。赤ちゃんを抱えている(2010年10月20日撮影、資料写真)。(c)AFP/DESIREE MARTIN 【10月26日 AFP】ナマケモノの首がなぜ長いのかを解明したとする論文が、25日の米科学アカデミー紀要(Proceedings of the National Academy of Sciences、PNAS)に発表された。 ほ乳類の世界では、ネズミからキリンまで、ほとんどの動物の首には7個の椎(つい)骨がある。だがナマケモノには10個の椎骨があるものもいるため、科学者らは長らくその謎に頭を悩ませてきた。 だが英ケンブリッジ大(University of Cambridge)の研究チームは、その答えを見つけたと確信している。 ナマケモノの脊(せき)柱の発達を分