トルコ南東部のハッカリ（Hakkari）をパトロールするトルコ軍の車両（2010年6月19日撮影）。(c)AFP/ANATOLIAN NEWS AGENCY 【6月20日 AFP】イラク北部クルド自治区に拠点を持つクルド人武装組織「クルド労働者党（Kurdistan Workers' Party、PKK）は19日、トルコ南東部の国境近くでトルコ軍を襲撃した。 トルコ軍は、この襲撃でトルコ兵11人が死亡したが、反撃してPKK戦闘員12人を殺害したと発表した。また、トルコ軍機がPKKの標的とみられる場所を空爆したと、双方が発表している。 19日の襲撃はトルコ軍にとって過去2年で最悪の事態となった。トルコ軍は、同日夜から20日朝にかけて国境を越えてイラク側に10キロほど進入し、この際に3人が死亡したと発表した。しかし当局は、死亡したのがPKKの戦闘員なのか、民間人なのかは明らかにしていない。 ト
イラク・クルド自治区の首府アルビル（Arbil）から約12キロのSalaheddin Resortの投票所で、投票後にインクの付いた指を見せる男性（2009年7月25日撮影）。(c)AFP/SAFIN HAMED 【7月26日 AFP】イラク北部のクルド自治区で25日、自治政府議長と議会選挙の投票が行われた。 投票率は80％近くにのぼり、自治区各地の多くの投票所で有権者の行列が出来た。25日夜には予備的な開票作業が始まったが、投票用紙を一度自治区の首府アルビル（Arbil）に運んだあとバグダッド（Baghdad）で公式な開票が行われるため、最終結果が出るまでには数日かかる見通し。 自治政府議長には現職のマスード・バルザニ（Massud Barzani）氏が再選されるとの見方が出ている。議会ではクルド民主党（Kurdistan Democratic Party、KDP）とイラク中央政府のジャ
イラク・クルド人自治区第2の都市スレイマニヤ（Sulaimaniyah）で会談を行う（左から）ヌーリ・マリキ（Nuri al-Maliki）イラク首相、ジャラル・タラバニ（Jalal Talabani）イラク大統領、クルド人自治政府のマスード・バルザニ（Massud Barzani）議長（2009年8月2日撮影）。(c)AFP/SHWAN MOHAMMED 【8月3日 AFP】イラクのヌーリ・マリキ（Nuri al-Maliki）首相は2日、油田地帯の帰属などをめぐり中央政府との対立が続くクルド人自治区を訪問し、自治政府のマスード・バルザニ（Massud Barzani）議長や同地区出身のジャラル・タラバニ（Jalal Talabani）イラク大統領らと会談した。マリキ首相が同自治区を訪れたのは首相就任後初めて。 マリキ首相は2日早朝、同自治区第2の都市スレイマニヤ（Sulaimaniya
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