カリフォルニア大学サンフランシスコ校の医学部准教授アミーン・アザームさん(42)は、あるとき、医学部の学生とこんな会話をした。「知らない病名に行き当たったり、授業の調べ物をしたりするとしたら、どうする?」。学生たちは「まずはウィキペディアかな」。 かつては図書館まで行って医学雑誌や本をひっくり返していたのが、スマホやパソコンからウィキペディアを引く。それがいまの医学部生のやり方なのだという。 ウィキペディアはサンフランシスコ市内に拠点を持つウィキメディア財団が運営するネット上の百科事典だ。誰もが書き込みをしたり、編集したりすることができる。言語ごとに管理する人はいるが、記述や編集にはだれでも参加できるのが特長だ。たくさんの人の目に触れるため、専門のサイトよりわかりやすく、簡単な言葉で書かれていることが多い。 同じ頃、カリフォルニア大バークリー校で公衆衛生を学ぶ大学院生だったマイケル・ターキ
森町の情報「ウィキペディア」で発信 名所や歴史の項目充実へ (01/21 16:00) 17日の初会合で、森町の記述の加筆・修正に取り組む「オープンデータワークショップ」のメンバー 【森】閲読者が書き込みできるインターネット上の百科事典「ウィキペディア」での森町の項目の内容を充実させ、町の良さをアピールしようと、町民有志が活動を始めた。町史や現地調査などを基に、メンバーがサイトの記述を加筆・修正する。英国の小都市発祥の「ウィキペディアタウン」と呼ばれる取り組みで、国内では横浜市などが先進地。観光客向けの発信に加え、住民にとっては古里の良さを再認識する効果もあるようだ。 取り組んでいるのは昨年11月に結成された任意団体「北海道オープンデータワークショップ森町」(山形巧哉代表)。ウィキペディア上で森町に関連したサイトとして表示される「リンク先」なども充実させることを目指して、メンバーが集まって
Wikimedia Foundationのドイツ支部は現地時間3月30日、「Wikidata」プロジェクトについて明らかにした。このプロジェクトは、あらゆる言語版の「Wikipedia」で利用できる一元的な構造化データ共有ソースの構築を目指すものだ。12月までに、各言語版Wikipedia記事の編集者は、データを手作業で追加する代わりに、このリポジトリからデータを引き出せるようになる予定だ。 Wikidataプロジェクトの当初予算は170万ドルで、Microsoftの共同創設者であるPaul Allen氏が運営するAllen Institute for Artificial Intelligenceが50%、Googleが25%、Gordon and Betty Moore Foundationが残りの25%を出資する。 「The Wikipedia Revolution How a bu
米国で審議中の新著作権保護法案(SOPA、PIPA)に抗議してWikipedia英語版が閉鎖した24時間の間、法案に対する反対アピールを表示したランディングページに1億6200万人がアクセスしたという。 Wikipedia英語版は日本時間の18日午後2時から24時間にわたって一時閉鎖。その間、アクセスすると「米下院議会は自由でオープンなインターネットに対し致命的なダメージを与える法案を審議している」というアピールが記されたページが表示されていた。 Wikipediaを運営するWikimediaのエグゼクティブディレクター、スー・ガードナー氏は「1億6200万人がブラックアウトしたページを見て、自由な知識のない世界を想像できるかどうか自問した。それはノーだ」とコメント。Wikipediaにとって抗議活動は「金のためであったことは一切なく、知識のためだ」としている。
米Wikipedia(ウィキペディア)の創設者、ジミー・ウェールズがインターネットに関する米法案に抗議するため、ウィキペディア英語版の白紙化を検討している。ウィキペディアのコミュニティページで発言した。 問題の法案は「Stop Online Piracy Act(SOPA)」と呼ばれるもので、著作権侵害を防ぐためのものだ。しかし、取り締まり側による一方的にドメインのブロックやフィルタリングが可能となるため、インターネットの不当な検閲に当たるとして反対意見が強い。 ジミー・ウェールズは、数ヶ月前にイタリア語ウィキペディアのコミュニティが同じような問題に直面した時、短期的にイタリアのウィキペディアを白紙化すると発表したところ、イタリア議会がすぐに引き下がったことから、今回のアイディアを思いついたという。 今回の発言はこのアイディアについて多くの人の意見を聞くためのもので、すでに多くの人が書き込
WAQWAQプロジェクト:Wikipedia日本語版を充実させる2ヶ月間を企画して感じたことなのだけど、Wikipediaを研究者が提供する科学技術用語集の代替とするのはちょっと難しい。というのを以下のエントリーの引用部分を読んで思った。 宮川 剛:J-Globalに関するコメント 全般的なコメント 〜前略〜 科学技術用語集のサイトは、我が国の科学技術を支える基本的インフラと考えられる。研究者・文献情報としっかり結びついた科学技術用語集のサイトがあれば異分野間の融合的研究やイノベーションを大幅に加速するのは間違いない。 科学技術用語集は、Wikipediaや外部サイトに頼るのでなく、自前のものを国家戦略としてつくって欲しいところ。Wikipedia的な科学技術用語サイトは専門家や他分野の研究者に必須であるだけでなく、一般国民との科学コミュニケーションの上でも極めて重要。JST(and/or
Wikipediaは任意のページから6回リンクを巡ると、 どんな記事ページにもいけるんだって! みんなも一緒に実感してみよう! ※2024/03/01時点のデータを利用しています
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く