米Googleを傘下に持つAlphabetは12月21日に(現地時間)、エリック・シュミット氏(62)が2018年1月の取締役会で会長を退任すると発表した。取締役にはとどまり、“テクニカルアドバイザー”になる。 シュミット氏は2001年にGoogleの会長兼CEOに就任し、創業者のラリー・ペイジ氏とサーゲイ・ブリン氏とともに同社を経営した。2011年にペイジ氏のCEO就任に伴って会長専任になり、2015年のGoogleの組織再編でGoogleと“その他”事業の持株会社として立ち上げたAlphabetの会長に就任した。この時、ペイジ氏はAlphabetのCEOに、スンダー・ピチャイ氏がGoogleのCEOに就任した。 シュミット氏は発表文で、「ラリー、サーゲイ、スンダーと私は、この移行はAlphabetの進化のためにいいタイミングだと確信している。(中略)ここ数年、私は科学技術問題やフィラン
