若手育成などもう10年以上やったことがなかったので四苦八苦しているが、Agile開発教育は(手前味噌だけど)ぼちぼち進んでいる。 昔に比べるとだいぶ人間が丸くなったので、教えかたもずいぶんのんびりとしている。以前なら「なんでこんなことも知らねーんだよコノヤロー!」と怒鳴っていたような状況に置いても、懇切丁寧に基本から教えている。 むしろ怒るとしたら、彼らの上司だな。 若手を歩兵のように使うのは良いとしても、100%歩兵として使っていたらずっと歩兵のままでしょ。新しい技術に挑戦させる機会を与えるとか、自分で学ぶ時間を与えるとかしないと、若手は伸びない。でも現実の開発現場は、 リスク回避のため枯れた技術しか使おうとしない 標準化プロセスという名目で工夫の余地を与えない そういう所に入った若手は腐るか、やめていくか。そうやって若手の未来を奪うことで、年寄りは生活の糧を得ている。正しい姿とは思えな
最近、日本のSI企業と仕事をする機会あった。 久々に衝撃的な体験だった。 とあるシステム案件の下請け的開発依頼だったのだが、 1.アーキテクチャがおかしい ビジネス系の人が直接実装担当のエンジニアに指示を出している。丸投げである。よってアーキテクチャが根本的におかしいのだが修正できない。 アーキテクト不在。 2.ドキュメントが無茶苦茶 基本なぜかエクセルで書いている。読みにくいことこの上ない。さらにバージョン管理が無茶苦茶である。ほとんど読んでも意味の無い古いドキュメントだらけで解読が非常に難しい。アプリのバージョン、開発環境などもドキュメント毎に違っている。ビルドするとドキュメントが自動生成されるなんてことは一切ない。 ドキュメント担当不在。 3.プロダクトのソース管理が無茶苦茶 ソース管理ソフトはつかっているものの、理解不能なブランチに分かれていて同等製品が複数派生している。修正に手間
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