コーディ・ブラウン(左から3人目)はラスベガス近郊で、4人の妻と17人の子供たちと共同生活をしている(Alex Federowicz/The New York Times) 同性婚と同じで個人の自由の問題? 一夫多妻制に対する世間の見方を変えたい――それがコーディ・ブラウンと4人の妻、そして17人の子供たちが4年前、リアリティ番組「シスター・ワイブス」への出演を承諾した理由だ。 テレビだけではない。ブラウンと4人の妻が書いた本はベストセラーになった。さらに一家は、ユタ州の法律は合衆国憲法違反だとして裁判で争ってきた。 ブラウンが法的に結婚をしているのは「妻」のうち1人だけで、残りの3人とはいわゆる事実婚の状態だ。ところが一家がもともと住んでいたユタ州の重婚禁止法は、一定の条件下では「共同生活」も婚姻関係とみなす。つまりユタ州に住んでいたら、ブラウンは同法に基づき訴追されるおそれがある。この
ねとらぼで取り上げた、ドイツの「進撃の巨人」ファンが制作した実写動画。再生回数は37万回(インタビュー時)を突破し世界各国でも視聴されたもよう。動画を制作し、エレン役を担当したコスプレイヤーのAnshie(アンシー)さんに、フランクフルトの老舗カフェ、リープフラウエンベルクでお話を聞いてきました。 長髪がとても良く似合うAnshieさん。エレン役とのギャップがありすぎてびっくりしました…… 聞き手Kataho(以下K) 本日はよろしくおねがいします。動画の再生回数が37万回を超えましたね。おめでとうございます! Anshie(以下A) 今日はインタビューに呼んでいただいてありがとうございます。 K まず、今回のファンプロジェクトについて教えてください。 A 過去にいくつか動画を撮影したことがあって、「進撃の巨人」を見た時に「これはやらないと!」と思ったんですよ。オリジナルに近づけようといろ
考えてみれば不思議です。日本でのキャリアはともかく、アメリカではヤンキース一筋というわけではありませんでした。ヤンキースの後、エンゼルス、アスレチックス、レイズと複数の球団を渡り歩いて引退したのであって、松井氏は引退の時点ではヤンキースのメンバーではなかったのです。 にもかかわらず、7月28日の日曜日、ニューヨーク・ヤンキースは松井氏と「ワンデイ・コントラクト」つまり一日だけの契約を交わすと共に、ヤンキースタジアムに登場して「引退セレモニー」を行いました。球団は、この日のことを相当に前に決定していたようで、「7月28日に球場に行くと、ヒデキ・マツイの首振り人形がもらえる」というキャンペーンについては、シーズンの相当初期に発表していたのです。 ヤンキースの独占中継局であるYESネットワークによれば、合同記者会見の席上で、ブライアン・キャッシュマンGM(ゼネラルマネジャー)が挨拶をしたのと同時
遙から お金の話をしようと思う。 世間ではアベノミクスとやらで給与が上がるとか、景気上昇とか、気配だけで浮き足立つ空気があるが、実質はどうか。 私は経済学者ではないので、自分が肌で感じるあくまで主観に基づく景気を、いや、カネの話をする。 結論からいうと、“卑怯な世の中になったな”が、正直なところだ。 ものごとには適正価格というのがある。ところがここに「お世話になった方だから」とか、「社会のためだから」とかいうフィルターが1枚からむだけで、価格引き下げが正当化される。 ある“お世話になった方”が逝かれた。出版社からその方にまつわるコラムの依頼が来た。ここに勇気をもってその時の依頼価格を書く。 1000円だ。 原稿と一緒にお金も渡すくらいのつもりでないと… なんともいえない心のざらつきがあった。 確かに世話になった。その世話になったご遺族からの依頼ではない。ご遺族からならギャラは辞退する。 逝
CNN電子版の報道によれば、今年の1月24日にユナイテッド航空では、乗り継ぎ便に遅れると「母親の死に目に会えなくなる」と取り乱した乗客のために「臨機応変」な対応をしたのだとそうです。この日の「サンフランシスコ発ヒューストン行き」の便が遅延した際に、わざわざヒューストン発のラボック行きの出発を待たせる対応をしたのです。 この乗客は、ケリー・ドレイクという男性で、母親が危篤という知らせに急いで飛行機に乗ったのですが、サンフランシスコの出発が40分遅れとなり、「これでは乗り継ぎ便に間に合わない」と涙を流していたそうです。フライト・アテンダントがドレイクさんの尋常でない様子に気づいて事情を聞いた結果、ヒューストン便の機長からラボック便の機長へ連絡が行き、これに中継地のヒューストンの地上スタッフが協力したのだと言います。 ドレイクさんの母親は、その日の翌朝未明に亡くなったそうですが、その前に意識のあ
1998年リクルート入社。英London School of Economicsにて修士(マネジメント)取得。コンサルタントとして、経営理念浸透、ダイバーシティ推進、戦略的HRM等の領域で、国内大手企業の課題解決を支援。2012年より現職。現在は、日本企業のグローバル化および、組織開発を研究領域として担当。主著に「実践 ダイバーシティ・マネジメント」(英治出版)がある。 労働市場最前線Ⅱ 2011年1月からスタートし2012年7月まで続いた『ワークス研究所の労働市場「最前線」』の第2弾。新卒就職、非正規社員、シニア世代の再就業、労働法制……、日本労働市場には多くの課題があり、それは業種や規模の大小を問わず、すべての企業に関係する事だ。本連載ではリクルートワークス研究所の研究員のみならず、リクルートグループ内で「労働」に深く関わる識者からの、最新の労働市場分析や提言をお届けする。 バックナン
Sin and Salvation in Baptist Town Photographs by Matt Eich 深夜に街灯の少ない暗い街角でたたずむ若者。貧困と暴力に覆われたこの地区には人種差別の跡が今も深く残る ミシシッピ州グリーンウッドで行われた葬儀会場で、参列した若者を前に牧師はこう話した。「ぶらぶらしていても救われない。刑務所か墓に入るだけだ」 2010年11月、18歳のブッタ・アンダーソンは、1年前に暴行した相手に射殺された。バプテスト・タウン地区で行われた彼の葬儀で、これまでも度重なる暴力を目にしてきた大人たちは、うなずきながら牧師の警告に聞き入った。 アメリカ人の多くは、人種差別の無い社会に生きていると考えたがるが、現実は違う。南部の人種差別は経済的にも文化的にも残り、差別と貧困、暴力という負の遺産が渦巻いている。バプテスト・タウン地区に暮らす黒人の半分以上は貧困ライン
1940年長野県生まれ。東京大学文学部、北海道大学法学部卒業。 83年、衆議院議員初当選。93年6月、新党さきがけ結成、代表代行。 細川政権発足時、首相特別補佐。第一次橋本内閣、経済企画庁長官。 現在、福山大学客員教授、「民権塾」塾長。 田中秀征 政権ウォッチ かつて首相特別補佐として細川政権を支えた田中秀征が、期待と不安に溢れた現政権の動向を鋭く斬り込む週刊コラム。刻一刻と動く政局をウォッチしていく。 バックナンバー一覧 近年、政治家の世襲に対する批判が一段と強まっている。 だが、今回の総選挙でも多勢の世襲候補を立てた自民党が圧勝した。 自民党は候補者選定の厳正さを装うために、小選挙区での「公募」制度を採り、世襲候補もそれに応募して選ばれたのである。 有権者は、そんな形だけの儀式を百も承知の上、それを許したと言える。 それなら、多くの有権者はなぜ世襲候補を支持して当選させたのか。 答えは
1969年外務省入省。オックスフォード大学修士課程修了。北米局審議官、在サンフランシスコ日本国総領事、経済局長、アジア大洋州局長を経て、2002年より政務担当外務審議官を務め、2005年8月退官。小泉政権では2002年に首相訪朝を実現させる。05年9月より日本国際交流センターシニア・フェロー、2010年10月に(株)日本総合研究所 国際戦略研究所理事長に就任。22年12月から現職。著書に『見えない戦争』(中公新書ラクレ、2019年11月刊行)、『日本外交の挑戦』(角川新書)、『プロフェショナルの交渉力』(講談社)など。2021年3月よりTwitter開始(@TanakaDiplomat)、毎日リアルタイムで発信中。 田中均の「世界を見る眼」 西側先進国の衰退や新興国の台頭など、従来とは異なるフェーズに入った世界情勢。とりわけ中国が発言力を増すアジアにおいて、日本は新たな外交・安全保障の枠組
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