(2019/2/18追記)方針が変わったようで、この記事の内容は古くなりました。広告ブロック機能への影響はこの記事で書いているほどにはひどいことにはならないようです。ただ最終決定ではありませんので、どうなるかは流動的です。 After outrage over Chrome ad-block block plan, Google backs away from crippling web advert, content filters • The Register Chromeの機能拡張の仕様が変更となり広告ブロッカーが使えなくなるかもしれないとの話について。調べた範囲でまとめます。簡単にはURLブロッキングは使えるが、要素非表示は使えなくなるような気がします。 ニュース:Googleがウェブ上の広告を非表示にする広告ブロック機能をChromeなどで無効化するための施策を進める – GIG
autoscale: true Firefoxのトラッキングブロックについて 自己紹介 Name : azu Twitter : @azu_re Website: Web scratch, JSer.info Firefoxのトラッキングブロックについて 今日の情報は2018-09-10書かれたものです。 最新の内容は以下を参照してください Mozilla Security Blog Security/Tracking protection - MozillaWiki Anti-tracking FirefoxがAnti-trackingな実装を始めた 将来的にデフォルトでトラッカーをブロックしたいという方針を掲げた Changing Our Approach to Anti-tracking - Future Releases Anti-tracking Improve page loa
by Thomas Hawk 2017年にGoogleが発表した、広告ブロックによって減ってしまった広告収入分を運営者に還元するための新しいサービスツールが「Funding Choice」です。ベータ版として試験的に提供されていましたが、2018年5月から31か国でFunding Choiceの提供を正式に開始するとGoogleが発表しました。 Helping publishers recover lost revenue from ad blocking https://blog.google/topics/ads/helping-publishers-recover-lost-revenue-ad-blocking/ Funding Choices components and availability - Funding Choices Help https://support.go
ITP(Intelligent Tracking Prevention)の発表から4ヶ月。 アドテクに限らず、あらゆる業界に激震が走っております。 本コンテンツでは主にアドエビス開発陣としての調査結果と、世間で言われるITP仕様に関する認識について「あれっ?そうでしたっけ?」という声をあげたいと思います。 このコンテンツに関しては一切をリンクフリーとしますので、どんどん引用して下さい。また不正確だと思われる点あれば、ご指摘頂ければ幸いです。随時更新してまいります。 twitter;@mmlab_jp 結論から申せば、以下2点がアドエビス開発陣が発見したITPの正確な仕様であり、あまり世間で聞こえてこない箇所です。それぞれ説明していきます。 ・リダイレクトしただけ、サイト表示のみだけではinteraction(接触)とみなさない。サイト表示+クリックがあって、interaction(接触)と
BugReplay あるWeb開発者が、開発のためにchromeで通信内容をキャプチャしたいと考えchrome.webRequestを使ったが、WebSocket経由の通信は得られないことを発見した。さっそくこれをバグ報告した。 その後、インターネット上でわいせつ動画を頒布する大手Webサイトとして有名なPornhubの運営会社であるMindGeek社の社員がこのバグを修正しないようコメントした。 不思議に思って調べてみると、PornhubはWebSocketを使って広告データをやり取りすることで、AdBlock系のブラウザー拡張による広告除去を回避していることが判明した。 なお、この記事を公開して程なくして、AdBlock PlusとuBlock OriginはPornhubに対するWebSocket経由の広告除去も実装した。 技術的に可能であることを示すことと、実際に労力を割いてまで実
ブラウザでウェブサイトを閲覧するときに広告をブロックしてくれる拡張機能「Adblock Plus」が、ComboTagという企業と提携して新しいプラットフォーム「Acceptable Ads Platform」を発表しました。Acceptable Ads Platformは、広告を配信したい企業がAdbock Plusから提供されるツールを使うことにより、Adbock Plusのユーザーに広告を表示させるという機能になっています。 AdBlock Plus confuses everyone by selling ads http://thenextweb.com/insider/2016/09/13/adblock-plus-confuses-everyone-selling-ads/ Adblock Plus finds the end-game of its business mod
アドブロックは深刻な問題だ。そして、このアドブロックがどれほど悪影響を及ぼしているのかをよりわかりやすく教えてくれる新しいレポートが発表された。ロイター研究所(Reuters Institute)が発表した「デジタルニュースレポート2016(Digital News Report 2016)」だ。 本記事では、米国、英国、日本、ポーランド、ドイツの5つの国に焦点を当て、アドブロックを利用している人々と、その理由について詳しく見てみることにした。 アドブロックは深刻な問題だ。そして、このアドブロックが及ぼす悪影響をよりわかりやすく教えてくれる新しいレポートが発表された。ロイター研究所(Reuters Institute)が発表した「デジタルニュースレポート2016(Digital News Report 2016)」だ。 26の国にまたがる5万人以上のオンラインニュース利用者を対象とした、こ
ブログやオンラインメディア、Webサービスを運営している人にとって無視できない存在なのが広告ブロックではないでしょうか。昔からある技術ですが、iOS9での対応によって一気に注目を浴びるようになりました。 一般ユーザの視点からすれば表示速度向上やネットワーク帯域の削減に寄与するとあって歓迎の動きですが、サイト運営者は反対している人が多いでしょう。そこでサイト運営者が使いたいライブラリがAdi.jsです。 Adi.jsの使い方 Adi.jsは他にも幾つかあるアドブロック検知ライブラリです。アドブロックを使っている場合は次のように表示されます。 閉じた時のコールバックが受け取れるようになっているので、その場合はこんな嫌そうなアニメーションGIFが流れます。 アドブロックを停止している場合はいいねって感じのアニメーションGIF。 Adi.jsはJavaScriptで動きますので、JavaScrip
iOS9が先月リリースされ、iPhoneなんかで広告ブロックアプリが出て導入できるようになりましたね。 最近では、日本のサイトや広告に対応した「Ad(アド)バスター」(「AdBlock(アドブロック)」という名称から変更)というアプリも出てきて、当分はこの話題は尽きなそうです。 実際、iPhoneに「Adバスター」をインストールし、サファリ(iPhoneなんかに最初から入っているブラウザ)で「コンテンツブロッカー」を設定した上で、サイトを見ると、Googleの検索広告も、ヤフーのインフィード広告(ネイティブ広告)も簡単にきれいに消去してくれます。 さて、こんなアプリが出てきてしまうと、ネット広告で集客をしている広告主や、広告を商売にしている人たちは脅威に感じてしまうかもしれません。 「スマホの半分を占めてるiPhoneに広告出せなくなっちゃうの? マジ? 売上半減?」 という感じですね。
広告ブロックなどのコンテンツブロックをめぐる議論が注目を集める中、Mozillaがコンテンツブロックに関する3つの原則を提案している(Mozilla Blog、BetaNews)。 コンテンツブロックはすでにオンライン体験の一部となっているものの、健全で開かれたWebのためにどうすればいいのかわかりにくくなっているという。コンテンツブロックの選択肢が広がり、利用が増えているのは、ユーザーが自らオンライン体験をコントロールしたいという要求を示すものといえる。しかし、コンテンツブロックが特定のコンテンツを優先するようなことになれば、ユーザーはコンテンツに対するコントロールを失ってしまう。また、Webの商業モデルを無視してコンテンツブロックの議論を進めることはできないとのこと。 Mozillaが提案するコンテンツブロックに関する3つの原則は以下のようなものだ。この提案に対する意見があれば、ハッシ
iOS 9のコンテンツブロック機能を有効化できるアプリ「Adblock Plus for iOS」がリリースされた。価格は無料。対応デバイスはiPhone5s以降、iPad Air以降、iPad mini 2以降、iPad Pro、iPod touch(第6世代以降)。対応OSはiOS 9以降。 「Adblock Plus」はオープンソース(GPL v3)ベースで開発されているソフトで、Windows・Mac OS X向けにChrome用、Fireofx用、IE用、Opera用、Safari用、およびAndroid用ブラウザーバージョンなどが配布済み(関連リンク)。3億ダウンロードという膨大な回数を誇る定番的なソフトでもある。なお、iOS用を含むソースコードはGitHub上で公開されている。
メディア企業向け広告配信プラットホーム開発のAdsNative(アズネイティブ、サンフランシスコ市)は24日、楽天傘下の投資会社・楽天ベンチャーズ(シンガポール)などから出資を受け、総計850万ドル(約10億円)を調達した。いわゆる「広告ブロック」を防ぐ広告配信プラットホーム「AdsNativeエンタープライズ」の事業化にあてる。 オンライン広告の表示を妨害する「広告ブロックソフトウエア」に注目が集まっている。その「広告ブロック」をさらにブロックしよう、というプラットホームも登場し、文字通り「イタチごっこ」の様相を呈してきた。 Web記事への広告配信では通常、記事と広告コンテンツが段階的に読み込まれる。一般的な広告ブロックソフトウエアは、広告の読み込み時に作動し、表示を防ぐ仕組み。「AdsNativeエンタープライズ」は、記事投稿に使う「コンテンツ・マネジメント・システム(CMS)」と連動
こんにちは広告事業部の芳賀(@func09)です。 iOS9からの新機能である Content Blocking Safari Extensions を利用して広告の表示をブロックするアプリがリリースされて、ネットでも結構話題になっていました。 広告コンテンツをブロックするツールということで、普及の仕方によってはメディアの収益に影響を与えうるものです。実際に広告ブロッカーアプリをインストールして、Safariを利用すると 一部の広告はブロックされるようになりました。現時点では英語圏のネットワーク広告などは消えるが、日本語圏の広告にはまだ対応されていないことが多いようです。 収益にどのくらい影響を与えるのか?ということを調査するにも、まずどのくらいの利用者が広告ブロッカーを使っていて、どのくらいのインプレッションに影響があるのかを、定量的に計測することが必要だと考え、その仕組みを導入していま
iPhoneのブラウザ「Safari」でコンテンツ内の広告をブロックする有料アプリ「Crystal」の販売が好調に進んでいますが、アプリの開発元は次の一手を打っているようです。Wall Street Journal(WSJ)が報じたところによると、Crystalを開発しているMurphy Appsは広告を出稿する側(広告主)に対し、有償で広告ブロックを回避するプランを提供していることが判明しています。 Apple Propels an Ad-Blocking Cottage Industry - WSJ http://www.wsj.com/articles/propelled-by-apple-ad-blocking-cottage-industry-emerges-1443115929 Best-selling iOS ad blocker Crystal will let compa
203x年。web村から広告が完全に排除されて10年がたった。 2010年代初頭にヘビーなネットユーザから普及し始めた広告ブロックツールは2010年代後半には一般のネットユーザにまで広がり、広告屋/コンテンツ屋は広告ブロックツール作成者に対してあらゆる理由で裁判をおこした。何人かの作成者は言われの無い理由で葬られたりもしたが、そうした動きがインターネット原理主義寄りの開発者たちに火をつけ、広告ブロックツール開発コミュニティを活性化させることとなった。 202x年、ついに広告と広告ブロックツールのイタチごっこに終止符が打たれる。 もはやあらゆるブラウザは一切の広告を表示しなくなった。 広告が排除されて最初に姿を消したのは広告媒体となるために生みだされたサイト群だ。 やがて新聞やTV局が供給するニュースサイトがwebの配信を終了し、紙/TVに回帰し始めた。 新聞の発行部数はweb登場の前と同様
燃え上がっている話題に便乗して、炎上PVを稼ぐのは正直どうかと思いますが……。 ええやん! どんどん燃やそ!!! 「Webメディア運営者 vs アドブロッカー」という対立構造の誤謬 広告ブロックのアプリが氾濫すれば、広告収益でブログやサイトを運営している人は、損失を被る。ゆえに広告ブロック問題を語るときに『Webメディア運営者 vs 広告ブロッカー』という対立構造が用いられるのんやけど、これは大きな間違い。 上の図のような構造は、前提として間違ってるんやね。 Webメディアがユーザーに対して、記事コンテンツを提供しているのは正しい。しかし『ユーザーがコンテンツの対価として、運営者に収益を与えている』というのは間違い。 上図のような認識だと『コンテンツの対価を支払わない広告ブロックユーザーはフリーライド(ただ乗り)をしている!!』といった発想をしてしまう。 実際は、ユーザーはコンテンツに対し
広告の表示を止めるツール「アドブロック」の世界的な広まりは、広告収入を損なうパブリッシャーの大反発を買っている。だが、クリエイティブ・エージェンシー重役である著者は、バナー広告がユーザー体験を損ねてきたとし、広告のあり方を考えなおすときだと訴えている。 この記事は、ニューヨークのクリエイティブ・エージェンシー(広告制作代理店)「The Media Kitchen」のプレジデント、バリー・ロウェンサル氏による寄稿です。 ◆ ◆ ◆ 私は最近、あまりテレビを見なくなった。めずらしく見てみようと思ったときでも、コマーシャルを飛ばしたいため、あえて録画をしている。アカデミー賞やスーパーボールのときでさえ、コマーシャルを飛ばすため、あえて録画したものを15分遅れで視聴しているほどだ。そうすることで、良いユーザー体験を得られるのである。アメリカ国民の半数ほどは、テレビ録画機器を所持しているので、ほとん
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