囲碁の七大タイトルで最も歴史が古い「本因坊戦」が、来期から大幅に規模を縮小して実施されることになりました。 「本因坊戦」は囲碁の七大タイトルの中で最も古い1939年に創設され、現在、第78期の挑戦者を決めるリーグ戦が行われています。 7日、「本因坊戦」を主催する毎日新聞社と日本棋院、関西棋院が、東京都内で会見を開き、ことし5月から予選が始まる第79期の本因坊戦から実施方式を変更することを明らかにしました。 それによりますと第79期からは ▽挑戦者を決める方式をこれまでの総当たりのリーグ戦からトーナメント形式に変更し ▽挑戦者がタイトル保持者に挑む「挑戦手合」も1局2日制の七番勝負から1日制の五番勝負に変更するということです。 また ▽優勝賞金も2800万円から850万円に減額されるということで、賞金額などでみた七大タイトルの中での序列は、これまでの3番目から5番目に変わります。 会見で毎日